心理カウンセラーの資格を取って、
スクールカウンセラーとして働く!

スクールカウンセラーになるために必要な資格「臨床心理士」とは?

スクールカウンセラーになるための資格「臨床心理士」とは

 昨今、人の心の問題を目にすることが多くなってきました。
教育の現場ではいじめ、会社ではパワハラ、家庭ではドメスティックバイオレンスと言ったように、大小関わらず様々な原因で心に問題を抱えてしまう人が浮き彫りになってきました。

このような問題は一体誰がどのように解決しているのでしょうか?
その答えが、スクールカウンセラーになるために必要な資格、臨床心理士を持っている人たちです。

本記事ではその臨床心理士について説明していきたいと思います

臨床心理士とは?

臨床心理士とは一体どのような資格なのでしょうか?

まず臨床心理士は国家資格ではありません。
スクールカウンセラーを代表するカウンセラー系の資格は民間資格であり、その中で最も信頼のおける資格が、臨床心理士となります。
そのため、臨床心理士を取得するハードルは高く、非常に多くの勉強をしなければいけません。

では具体的に臨床心理士とはどのような資格かというと、先述した通り、臨床心理士は人間の心の問題に対してアプローチをし、解決に導く心の専門家です。
様々な問題に直面し、辛いと感じる経験が誰しも一度はあるでしょう。
そんな状態になってしまった時、愚痴でも具体的な相談でも受け入れ、一緒に問題について向き合い、解決の方法を探っていく、それが臨床心理士です。

臨床心理士は臨床心理学における知識や経験を用いて、相談者の悩みを解決していきます。
悩みは誰しもが持っています。それが大人でも子供でも関係なく持つものです。
そのため、スクールカウンセラーという仕事の性質上、心の専門家である臨床心理士が必須資格になるのはある意味では当然と言えるでしょう。

しかし、心の専門家とは言っても、臨床心理士も一人の人間です。
相談者が様々な思いをぶつける中で、臨床心理士もまた相談者に様々な思いを持つことがあります。
特に情を持つことが多く、臨床心理士としてではなく、個人として問題を解決してあげたいと思うことがあります。
ですが、それは禁じられています。
あくまで臨床心理士として、契約的関係以上のことをしてはいけないのです。
相手の心だけでなく、自分の心もしっかりと理解し、律することが出来てこそ、心の専門家と呼ばれるにふさわしいのではないでしょうか?

こうした心の専門家になるためにはどうすればよいのでしょうか?
スクールカウンセラーを目指す上で一番気になるのはそこだと思います。
次項で説明していきます。

臨床心理士になるには

臨床心理士の認定試験は誰でも受けられるわけではありません。
受験資格には「指定大学院を修了した者」「臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者」が挙げられています。
つまり、スクールカウンセラーを目指し、臨床心理士の資格を取るためには指定大学院、または専門職大学院の道に進むことが必須となっています。

もちろん、大学院に進むためには大学を卒業しなければなりません。
指定大学院とはつまり心理学専攻の大学院であり、そこに進むためには、心理学の卒業単位、卒業論文等が必要となることが多いです。
また、大学院の入試では心理学の基礎的な知識を問われます。
そのため、スクールカウンセラーになりたいと思っている方は心理学の勉強をしなければいけません。
つまりどういうことかというと、大学選びからすでに臨床心理士への道がスタートしているということです。
一般的には心理学部がある大学に進み、そこで様々な心理学を学び、大学院へ進むというのがスムーズに臨床心理士になる道でしょうか。

臨床心理士になるために必要なのは何も学問だけではありません。
性格等にも適正があります

求められる性格や能力は、まず忍耐強さです。
ただ一回の相談で全ての問題が解決することはまずないと言っていいでしょう。
そのため、長期に渡って問題と向き合う必要があります。
中々解決しない問題でも我慢強く向き合い、相談者が回復していく様子を見守る必要があります。

次に包容力です。どんな相談でも受け入れることのできる包容力、更には相談しやすい親しみやすさを持ち、相談者から信頼感を得られることも必要です。
スクールカウンセラーという仕事は主に子供が相手です。
中々心を開いてくれない子もいるでしょう。
そのため、勉強だけでなく、普段から様々な人と交流を持ち、これらの能力を養っていくことも臨床心理士にとって非常に大切なことになります。

それではこれらの要素をクリアし、無事に大学院を卒業した後はどうすればよいのでしょうか?
卒業後は一年に一回東京で行われている「臨床心理士資格審査」という試験を受ける必要があります。
一次試験と二次試験があり、一次試験ではマークシートと小論文、二次試験では面接が行われています。
これを無事突破すれば、晴れて臨床心理士の資格を取ることができます。

また、このあたりの大学の選び方や取るべき資格は「高校生からスクールカウンセラーを目指すなら」の記事を参照頂けますと更に詳しい内容がございます。

次項では臨床心理士がスクールカウンセラーの道しかないのかどうかについて説明していきたいと思います。

臨床心理士の資格でなれる他の仕事

まずは結論からお話させていただきます。

臨床心理士になった後、スクールカウンセラー以外の道は存在します

臨床心理士は教育機関だけではなく、病院や保健所、研究機関や警察関係機関、更には一般企業まで、多岐に渡る分野で活躍することが出来る資格です。
どのような現場でも心の悩みを解決するという点では一貫していますが、それだけ臨床心理士が必要になる社会になったと言ってよいでしょう。

しかし、どの現場においても、臨床心理士が正規雇用されることはあまり多くはありません
そのほとんどが非常勤で、非正規雇用となります。
そのため、一つの現場ではなく、複数の現場と契約をし、掛け持ちで仕事をしているのが実情です。

それらの仕事をまとめますと、教育機関はスクールカウンセラー。
医療では精神保健福祉相談員。福祉では指導員、心理判定員。
大学では教授として講義を行い、臨床心理士の卵を育成していく。
他にも様々な職業がありますが、つまり道は決して一つではないということです。
いくつもの道がある中で、スクールカウンセラー一本でやっていくのか?それとも他の職業と掛け持ちをして社会に貢献していくのか?それは人それぞれですが、ただ言えるのは一つの現場と契約して、それだけで生活をしていくというのが厳しいという現状があります。
そのためにどんな現場にも対応できるように、自分を成長させていく必要があるということです。

まとめ

さて、色々ご説明させて頂きましたが、スクールカウンセラーのことや臨床心理士のことが少しでもお分かりいただけましたでしょうか?

夢のある話ばかりではなく、実際の現状をもお話したので少しスクールカウンセラーへの道が遠く感じてしまった方もいるかもしれません。
しかし、これからの社会で求められているのは間違いなく心の悩みを解決できる専門家です
そのために国も動き始めていて、臨床心理士とは名前が変わってしまいますが「公認心理士」という国家資格が誕生することとなりました。
これにより業務や待遇の改善が見込まれ、少しでもスクールカウンセラーやその他のアドバイザーが働きやすく、暮らしやすくなるような良い方向に向かっているのは間違いありません。

スクールカウンセラーの求人はどこでやっている?

スクールカウンセラーの求人はどこでやっている?

スクールカウンセラーの求人は、各自治体の教育委員会や私立学校などが行っています
それぞれのホームページで募集要項が公開されているので、ご自身の希望する勤務地に近い教育機関から調べてみると良いでしょう。
また、求人サイトにて「スクールカウンセラー」「学校カウンセラー」「教育相談員」などのキーワードで検索しても求人を探すことができます。

募集の時期は各教育機関によって異なりますが、概ね10月から12月の間で次年度の募集を行っている場合が多いようです。
また任期は基本的に1年間で、4月から3月までの年度採用とするケースが殆どです

なお文部科学省としては、今後スクールカウンセラーの配置をより拡大させる方向で取り組みが進められていますが、この方針に実際の求人数が追い付いていないのが現状です。
募集期間が過ぎて応募できなかったなどということがないよう、日頃から求人の情報には注視するようにしましょう。

教育委員会が行う求人

都道府県や市町村などの自治体においては、それぞれの教育委員会がスクールカウンセラーの求人を行っています。
各自治体のホームページでスクールカウンセラーの募集要項をダウンロードすることができるので、各自で確認してみてください。

ここでは具体例として、千葉市教育委員会が行う求人を採り上げます(※雇用期間は平成30年4月から平成31年3月末日までの1年間で、応募は平成29年11月13日を以て締め切られています)。

募集要項によると、1日の勤務時間は4時間で、原則として週2日の勤務です。
年間の総労働時間は280時間となっています。
臨床心理士等の資格を有するスクールカウンセラーだと時給5,480円で、「スクールカウンセラーに準ずる者」の時給は3,550円です。
これを年収で計算すると、前者が1,534,400円、後者が994,000円となります。
なお交通費は、月額55,000円を上限として実費相当額が支給されます。

一般的にも、千葉市のような週2日で4時間ずつの勤務や、週1日で8時間という勤務形態が多いです。
報酬も至って平均的な額なので、この雇用条件は一つの目安と考えて良いでしょう。

また応募は、次の書類を郵送して行うとのことです。

1.千葉市スクールカウンセラー採用候補者登録申請書
2.面接日希望票
3.履歴書(心理臨床に関する資格がある場合は証明書の写しを添付)

採用者の選考は、これらの書類審査(1次審査)と面接審査(2次審査)により行われます。
全国的にもこのような選考方法が殆どです。
なお面接審査で質問される内容はさまざまですが、次のようなテーマがよく聞かれていますので、参考になさってください。

・スクールカウンセラーになったら、具体的にどのような仕事をしたいと考えていますか?
・生活態度がなかなか改善しない子どもに対して、どのように対応するつもりでいますか?
・登校拒否の子どもに対して、初対面でまずどのようなことを話しかけますか?
・あなたがスクールカウンセラーに向いていると思うのはどんなところですか?
・クラスの先生との連携にあたって、気を付けるべきこととはどんなことですか?

これらの他にも、面接で想定されるテーマについて予め答えを準備しておくと、落ち着いて話すことができると思います。

その他募集概要に関しての詳細は「スクールカウンセラーの募集概要」の記事がございますので、一読頂けますと更に理解が深まるものと思われます。

私立学校が行う求人

また私立学校も、教育委員会と同様の時期にスクールカウンセラーの募集を行っています。
ただ私立学校の場合は公立学校よりもやや独自色が強いので、それぞれの校風をよく研究した上で、学校のニーズに合わせた求職活動を心掛けるようにしましょう。

ときに私立学校のスクールカウンセラーについては、日本臨床心理士資格認定協会という団体が「私学スクールカウンセラー支援事業」を実施しています。
以前は当協会が全国の私立学校から対象校を公募し、2年間に限って、協会からスクールカウンセラーの経験がある臨床心理士を支援していました。
しかし現在この制度は終了しているとのことです。

よって私立学校のスクールカウンセラーになりたい方は、各私立学校のホームページで採用情報を確認するか、インターネットの求人サイトで検索する必要があります

では具体的に私立学校がどのような募集を行っているのか、杉並学院高等学校(杉並区)を例に見ていきましょう(※雇用期間は平成30年4月から平成31年3月末日までの1年間で、応募締切日は平成29年11月25日です)。
応募資格は、心身ともに健康で教育相談の業務を遂行する熱意があり、かつ私学教育に理解がある者とされています。
また次のいずれかの要件を満たさなければなりません。

1.臨床心理士の資格を有する者
2.精神科医
3.子どもの臨床心理に関し高度の専門的知識や経験を有する心理学系の大学教授等

雇用条件については週1日の7時間勤務で、賃金はスクールカウンセラーとしての経験年数により異なります。
具体的には経験10年以上で月額126,400円、5年以上で115,600円、5年未満で107,200円です。
これを1か月に4日、計28時間の勤務として時給換算すると、概ね4,500円から3,800円の間になります。
前年実績で賞与が年2回あり交通費は別途支給されるとのことですから、好条件と言えるでしょう。
なお応募に当たっては、当学校のホームページからエントリーフォームに入力する必要があります。
その後履歴書や小論文を送付して応募完了です。
採用者の選考については、公立学校の場合と同様に書類審査と面接審査により行われるとのことでした。

求人サイトの求人

スクールカウンセラーになるには、インターネット上の求人サイトを活用するのも一つの方法です。
ハローワークや民間の求人サイトで採用情報を入手することができます。

ハローワークでスクールカウンセラーを検索する場合は、大分類で「B.専門的・技術的職業」、中分類で「19.教育の職業」を選択して絞り込みましょう。

ただハローワークに登録されている求人数は、現在のところとても少ないです。
リクナビやマイナビなどの大手求人サイトで、ご自身の希望する勤務地から検索してみると良いでしょう。
中でも「カウンセラーJapan」というサイトは、カウンセラーの求人に特化しているのでお勧めです。
URLは「http://www.counselorjapan.com/」です、興味がある方は一度確認してみてはいかがでしょうか。

まとめ

平成27年度のスクールカウンセラー配置率は、小学校で58.5%、中学校で88.4%です。
小学校での配置がやや遅れている印象ですが、文部科学省は、平成31年度までに全ての公立小中学校にスクールカウンセラーを配置するという目標を掲げています。

現状では各自治体の財政状況等の理由でスクールカウンセラーの偏在が課題として指摘されていますので、今後の国の取り組みに期待したいところです。

スクールカウンセラーの具体的な仕事内容とは?

スクールカウンセラーの仕事内容とは

スクールカウンセラーと一言と言っても、どのような仕事をしているのでしょうか?
今回はそちらをご説明させて頂きたいと思います。

おおまかな内容としては、学校(小学校、中学校、高校、大学といった教育機関全て)に通う方々への心のケアを行う仕事です。
この専門家のことをスクールカウンセラーと呼んでいます。

教育機関に通う方々の悩みは多岐に渡り、勉強が上手くいかずストレスを溜めているというものから、いじめ等で自殺を考えているといったものまで様々です。
これらの悩みに対して真っ向から向き合い、アドバイスをしてあげたり、一緒に解決の道を探してあげたり、本格的な治療を施してあげたり、スクールカウンセラーはそういった心のケアをしてあげることが主な仕事内容となっています

次項では更に詳しくスクールカウンセラーの仕事内容について触れていきます。

スクールカウンセラーの労働時間

他の仕事でもそうですが、仕事をする上で気になるのは労働時間と給与形態ではないでしょうか?
給与形態は後述しますので、本項では労働時間について説明したいと思います。

スクールカウンセラーの仕事は、先述した通り教育機関に準じたものになります。
つまり、学校が開いている時間、生徒が活動している時間が主な労働時間となります。
8時ごろ学校に出勤し、面談の予約が入っている生徒の面談や、空いている時間に突然相談しに来た生徒の面談などをしていきます。
そして学校が終わる17時頃に退勤となります。
休憩が1時間だとして実働時間は8時間程度となっています。
尚、残業はあまりなく、校内で大きなトラブル(校内暴力やいじめ)が発覚した場合を除き、基本的には残業はないものと考えてもらっていいでしょう。

また、1週間の内5日間働くのかと言えばそうではなく、スクールカウンセラーは非常勤職員であることが多いです。
週1日か2日、担当の学校に出勤し、上記の仕事をこなすことが殆どです。

それでは次項では気になっていると思われる給与形態について説明していきます。

スクールカウンセラーの給与形態

先ほどスクールカウンセラーは非常勤職員であるとご説明させていただきましたが、非常勤職員の給与形態はどうなっているのでしょうか?

非常勤職員は正確には非正規雇用となっており、給料があらかじめ決まっている固定給ではなく、働いた分だけ給与がもらえる時給制となっていることが殆どです。
契約した教育機関にもよりますが、大体時給3000円~5000円程度になっています。
他の非正規雇用に比べて時給は高めとなっており、これは仕事内容に対する責任の重さや、専門性の高さ等が反映されているためです。

これだけ聞くとスクールカウンセラーは高給取りのように聞こえますが、実働時間がそれほど多くないため、月収で言うと15万程度になってしまうことも珍しくありません。
しかし、複数の教育機関を担当していたり、時給の高い私立の教育機関を担当していたりする場合は月収が倍以上になることもあります。

ただそれでもやはり非正規雇用なので、ボーナスや福利厚生等、正規雇用にはあるものがない、というのが現状です。
働けば働いただけ給料はもらえますが、正規雇用の職業に年収では負けてしまうこともあります。

スクールカウンセラーは決して安定した職業とは言えませんが、契約が多ければそれだけ給料が貰える仕事だということを知ってもらえればと思います。

次項ではスクールカウンセラーの仕事についてもっと深く掘り下げていきます。

また、これらの雇用形態などに関しての詳細は「スクールカウンセラーを取り巻く雇用環境」の記事に詳細がございますので、是非一読いただけますと更に理解が深まるかと思われます。

スクールカウンセラーの仕事内容

この記事の最初にスクールカウンセラーの仕事の概要をご説明いたしました。
本項では更に具体的な仕事内容について触れていきます。

スクールカウンセラーは教育機関に出勤した後、主に相談室と言われる部屋で仕事をすることになります。
先述した通り子供たちの相談業務をこなすことなるのですが、よほど多くの問題を抱えた学校ではない限り毎日毎時間相談があるわけではありません。
では相談がない時間は何をしているのでしょうか?

実はスクールカウンセラーの仕事には、子供たちの心のケアだけではなく、発達障害等の問題を抱えた子供たちのサポートも入っています。
発達障害を抱えた生徒がいるクラスの担任との話し合い、授業の見学も大事な仕事の1つです。
また、それだけではなく、保健室登校の生徒のケアやサポートもあり、相談がないからと言って暇な時間はあまりないでしょう。

更に、悩みを抱えているのは何も子供たちだけではありません。
子供たちの親も、同じように悩んでいることもあります。
子供への接し方が分からない、どうアドバイスをしていいかわからない、解決策が見つからない等、様々な悩みを親が抱えている場合があります。
そういった時は学校を離れ、実際に家庭訪問をして親と面談することもあります。

現在スクールカウンセラーに求められているものは、相談室で悩みを持った生徒を待つことだけではなく、自ら足を運び悩みや問題を探し出すところまできています。
大きな悩みを持った生徒全員が全員、相談室を訪れる「勇気」を持っているとは限りません。
そういった隠れた悩みを見つけ出し、解決に導くことが求められています。

まとめ

これだけ聞くと大変な仕事に思えるかも知れませんが、現代の教育には欠かせない役割であり、とてもやりがいのある仕事です。
そういったやりがいや責任を胸に、スクールカウンセラーを目指して欲しいと思っています。

スクールカウンセラーの募集概要

スクールカウンセラーの募集概要

スクールカウンセラーになりたいと思っているのですが一体どのように募集がかかっているかが分からない
そういったお悩みを抱えていらっしゃる方は少なくないのではないでしょうか?
本記事ではそれについて深く説明していきたいと思います。

概要としては、スクールカウンセラーの募集は主に都道府県と政令指定都市が一年に一度行われています。
受験資格も当然あり、主に臨床心理士の資格を持っている必要があります。

これらのことを、次項以降詳しく説明していきます。

スクールカウンセラーの採用に募集するには

スクールカウンセラーの採用に募集するためには、先述の通り前提として臨床心理士の資格が必要となります。
他にも、精神科医や生徒の臨床心理に詳しい大学職員であることが募集要項に書いてあるものが殆どです。
それに加え、心理療法や社会心理学、発達心理学といった知識を持っていなければなりません。

臨床心理士になるためのハードルも高いのですが、その他の条件はさらにハードルが高いので、ここでは臨床心理士を前提として説明をしていきたいと思います。

大学院を出て、無事臨床心理士の資格を取得した後、ようやくスタートラインに立てると言った流れになります。
そこで、改めて後述しますが、毎年年末ごろに地方自治が募集をかけていますので、そちらで試験を受けていただき、合格すれば晴れてスクールカウンセラーになれる、という流れになっています。

つまり大学院を出て、臨床心理士の資格さえ持っていればスクールカウンセラーの採用試験を受けることが出来る、ということになります。

また、臨床心理士に関するご説明は「スクールカウンセラーになるために必要な資格「臨床心理士」とは?」という記事に詳細がございますので、是非一読くださいませ。

スクールカウンセラーの募集はどこがしている?

先述しましたが、スクールカウンセラーの募集は都道府県と政令都市が募集をかけています
大体10月~12月ごろを目安に、自治体のホームページにて募集要項が載せられるので、そちらを見逃さずに確認することが必要となってきます。

ではなぜこれらの自治体が募集をかけているのかというと、私立の教育機関は例外として公立の教育機関は自治体の教育委員会が運営しているからです。
公立の教育機関が一つ一つ募集をかけてしまうと大変な労力とコストがかかるため、自治体の教育委員会がまとめて募集をかけているというわけですね。

このことからも夏が過ぎた辺りで、そろそろ自治体のホームページを覗いてみようという気持ちが必要です。
気が付いたら募集期間終わっていた、などということがないように気を付けましょう。

スクールカウンセラーに準ずる者とは

さて、スクールカウンセラーにはこれだけではなく、スクールカウンセラーに準ずる者というものが存在します。
これはどういうことかというと、臨床心理士という資格は持っていないが、それに近い業務をしたことがある、という人がスクールカウンセラーに準ずる者として採用されることがあります。

これの募集要項なのですが、「大学院修士課程を修了した者で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、1年以上の経験を有する者」もしくは「大学若しくは短期大学を卒業した者で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について5年以上の経験を有する者」とあります。
つまりどういうことかというと、先述した通り、臨床心理士ではないが、大学もしくは大学院を卒業後に仕事として相談業務の経験を積んでいればスクールカウンセラーに準ずる者として採用試験に応募できますよ、ということです。

ではスクールカウンセラーに準ずる者はどのような仕事をするのでしょうか。

実際には教育相談員という名目で募集がかかっていることが多いのですが、業務内容としてはスクールカウンセラーとほぼ同じです。
しかし、やはり資格の有無の差はあり、ここでは給与面に差が出てきます。
例えば資格を持っているスクールカウンセラーは時給5000円、持っていない教育相談員は時給3000円と、ここまで差が出てきます。

ただ、この二つには大きな違いがあり、スクールカウンセラーが非常勤に対し、教育相談員は常勤であることが多いです。
スクールカウンセラーの契約数にもよりますが、常勤であることを考えると時給は安いですが安定しているのは教育相談員だとも言えるでしょう。
 

まとめ

スクールカウンセラーになるためには臨床心理士の資格が前提条件として必要となっております。
これに関しましては、当サイトにスクールカウンセラーになるための資格を詳しく解説した記事がございますので、そちらを併せてご確認いただけますと幸いです。
また、スクールカウンセラーの募集は都道府県、政令指定都市の教育委員会が行っており、基本的にはそちらを確認いただけると詳細がわかるかと思います。
そして、スクールカウンセラーに準ずる者という採用枠も存在しているため、一概に臨床心理士の資格は必須というわけではないということもご理解いただけたかと思います。
このあたりも当サイトの他記事を参照していただけますと更に詳しくわかるかと思います。

スクールカウンセラーの様々な役割とは?

スクールカウンセラーの役割は重要?不要?

近年、学校などの教育機関においてスクールカウンセラーという職業の方を目にすることが多くなってきました。

そのスクールカウンセラーはどのような仕事をして、どのような役割を担っているのか、またスクールカウンセラーの役割を果たしていくうえでどのような問題があるのか、本記事で考察していきます。

スクールカウンセラーの仕事内容

スクールカウンセラーの仕事内容をひとことで言えば、小学校や中学校、高校などの教育機関で心など様々な問題に関して相談にのる仕事です。

近年大きな問題となっているいじめや虐待問題により、学校という子供にとって大きすぎるコミュニティーで孤立してしまったり、心に不安を抱えているのにも関わらず誰にも相談できず心の傷を深めてしまい不登校になったり、最悪の場合その弊害で自らを殺めてしまう子供が増加しています。

そんな子供たちを助けるために、スクールカウンセラーは子供の心の叫びを受け止め、心に傷を負った子供に優しい言葉をかけ、ときにはアドバイスをするのです。
また、問題を予防するために研修を行うといった仕事や、調査を行うこともあるようです。

また、このスクールカウンセラーの仕事内容に関するご説明は「スクールカウンセラーの具体的な仕事内容とは?」の記事の方で詳細を明記しておりますので、是非一読ください。

スクールカウンセラーの役割

スクールカウンセラーは子供の話を聞く事で、いじめによって傷ついた子供の心のケアをし、明るい将来につながる前向きな学校生活を促すという役割だけではなく、学習や進路に関して相談にのることで子供が生き生きとした人生を歩めるようにするという役割もあります。

また、スクールカウンセラーは学業などに関することだけでなく、友達との付き合い方や恋愛などについても話を聞いてアドバイスをすることで、子供がより充実した日々を送ることを助けるという役割も果たしています。

これはスクールカウンセラーの仕事の大きな特徴です。

なぜなら、通常は先生であれば主に学問について子供の面倒を見る事が多く、子供の繊細な心のケアや個人個人の問題を細やかに親身になって解決していくことは難しいです。
しかしながら、スクールカウンセラーであれば先生が上手く切り込めないような繊細な問題や、子供のひとりひとりのよりプライベートな心の悩みについて相談にのり、解決に導いていくことができます

さらに、普段授業などで顔を合わせている先生に相談するよりも、スクールカウンセラーであれば年上のお兄さんやお姉さんとして子供も気軽に相談ができ、不安を取り除くことが出来るのです。

また、スクールカウンセラーに相談しアドバイスをもらうのは子供だけではありません。
その教育機関の先生もスクールカウンセラーに対して話をすることで心などの悩みを取り除くようなことがあるのです。

学校というコミュニティーにおいて心の問題を抱えるのは子供だけではなく、先生もその業務によってストレスが過度にかかってしまい、心に傷を負うことで孤独になってしまうことがあるのです。

特に新任教師である場合は、初めてで慣れない職場環境での過労や心労で心身に支障をきたしてしまい、保護者の方とのトラブルで心を病んでしまうケースがあるので、スクールカウンセラーが日常的な関係をつくり親身に見守ることもあるようです。

スクールカウンセラーが相談相手になるのは子供や先生に限りません。
時には子供を育てている保護者の方にもスクールカウンセラーが話を聞く事があります

なぜなら、何か問題が起こった時にストレスや心労を負っているのは子供だけではなく、親である保護者ももちろん心配して気苦労を負ってしまうことや、他の保護者の方との付き合い方や子育てに関する不安から心身を病んでしまうことがあるからです。
スクールカウンセラーが保護者の方にも話を伺うことで、学校生活を有意義で笑顔のあふれるものにするために、さらに全面的なバックアップをすることができるのです。

スクールカウンセラーの抱える問題点

そんなスクールカウンセラーの仕事にも、心の負担となりうる構造的な問題点があるようです。
その一つがスクールカウンセラーの雇用形態です。
スクールカウンセラーとして雇われる際に、長期的な契約が望める正社員契約とは違い、非正規雇用契約として雇われていることが多いです。

非正社員や非常勤講師として雇われることで、柔軟な勤務を行っていけるというメリットはありますが、雇用契約が1年のような短い有期契約となってしまいます。

また正社員として雇われていないことにより、給与に関して正社員と差別されることで、低い賃金での生活が余儀なくされてしまうといった弊害や、それによって年金制度のような社会保障に加入できなくなるといったデメリットがあるのです。

しかも、もしも風邪や疲れで体調を崩してしまったりして仕事を休んでしまったとしても休業補償などがもらえなかったりするので、気軽に休みをとることもできず、将来に不安を抱えているスクールカウンセラーも多いようです。

さらに、勤務形態も余裕があるものとはいえず突発的な問題が発生してしまった場合は残業も重なってしまうことがあるようです。

まとめ

まだあまりその役割が知られていないスクールカウンセラーですが、心の傷を癒すことで子供や周囲の人々の幸せを守る重要な役割を果たしているのです。

スクールカウンセラーを取り巻く雇用環境

スクールカウンセラーを取り巻く雇用環境

スクールカウンセラーの時間給は、概ね5千円前後とされています。この数字だけを見るとかなりの高給と言えますが、月給に換算すると16万円程度にしかなりません。
これは、スクールカウンセラーの殆どが非常勤職員という雇用形態で働いているからです。
現在、1学校につき週1回8時間勤務という雇用条件が大半を占めています。

もっとも複数の教育機関を掛け持ちすれば高収入を得ることも可能ですが、現在のところ掛け持ちできるほどスクールカウンセラーの需要は多くありません

しかし今後は需要が増える可能性もあります。
文部科学省が、公立小中学校へのスクールカウンセラーの配置拡大を強く進めているからです。
また教育の現場では様々な問題が噴出していて、教育界全体がスクールカウンセラーの力を必要としています。

スクールカウンセラーを取り巻く環境は、社会的ニーズはあるにも関わらず雇用創出が進まないというもどかしい状況と言って良いでしょう。

スクールカウンセラーの収入ってどれくらい?

スクールカウンセラーの報酬は時間給で支払われることが殆どです。
私立学校だと月給の場合もありますが、週1~2回という頻度や総労働時間はあまり変わらないため、時間給に換算すれば大体5千円くらいに納まります。

またスクールカウンセラーという仕事は、その多くが非常勤職員という位置付けです。
雇用期間も基本的には1年度限りという場合が殆どなので、かなり不安定な職種と言えるでしょう。
したがって一つの教育機関だけで生計を立てているスクールカウンセラーはむしろ稀で、複数の仕事を掛け持ちしていることが多いのです。

ただ生活費の補助としての目的であれば、1学校のみの勤務でも充分な収入になります。
例えば時給5千円で週1日8時間勤務のケースに基づいて計算すると、1年間の総労働時間は大体280時間位なので、5千円×280時間で年収140万円になります。
週に1日働くだけで140万円も稼げるという見方もできなくはありません。
なお昇給や賞与等は、基本的にありません

統計的なところでは、スクールカウンセラーの収入にまつわるデータ自体が少ないため、平均年収等についてはっきりしたことは分かりません。
ただ日本臨床心理士会が実施している「臨床心理士の動向調査」という調査結果があり、収入の実情を窺い知ることはできます。
これによると、臨床心理士の平成27年度における見込み年収(税込)は、300万円台が19%と最も多かったです。続いて200万円台が16.5%、400万円台が15.5%という結果でした。
臨床心理士の半数以上が200~400万円台の年収というわけなので、少なくとも高給取りとは言えない職業であることが分かります。

もっともこれは臨床心理士のデータであって、スクールカウンセラーとイコールではないですが、スクールカウンセラーの約8割は臨床心理士ですから、ある程度参考になると思います
なお臨床心理士の資格が無くても、「スクールカウンセラーに準ずる者」として勤務できる場合があります。ただスクールカウンセラーよりも時給は低く、3,000円前後が相場です。

また、スクールカウンセラーの給与形態に関しては「スクールカウンセラーの具体的な仕事内容とは?」の記事で詳細をご説明させていただいておりますので、是非一読くださいませ。

スクールカウンセラーの多様な働き方

以上のことから、一つの教育機関のみの勤務で生計を立てることは困難です
多くのスクールカウンセラーは、複数の教育機関を掛け持ちしたり、保健・医療機関や大学・研究所などの他分野にも所属するなどして不足する収入を補っています。

なお前述の「臨床心理士の動向調査」によると、勤務場所として最も多かった領域は、保健・医療領域の41.9%でした。教育領域は二番目に多く36.0%、大学・研究所領域が25.3%で続いています。
勤務領域の数については、1領域の人が54.0%と最も多く、次いで2領域の人が26.4%、3領域9.3%、4領域2.4%という状況です。

また勤務形態については非常勤のみという人が44.7%でした。
次いで常勤のみが33.8%、常勤と非常勤を併用する人が13.8%となっています。

臨床心理士になるには、基本的に大学院で心理学を学んだ上に資格試験をパスしなければなりません。
せっかく苦労して臨床心理士になったのに、このように不安定な雇用情勢では不満が出るのも当然ではないでしょうか

スクールカウンセラーの働き方の具体例

特に地方公務員は、地方公務員法により副業が原則として認められていません
ただ公立校のスクールカウンセラーのように非常勤勤務の特別職であれば、地方公務員法の適用除外となっているので、基本的には副業しても構いません。

しかし既述の通り、スクールカウンセラーを複数掛け持ちするのは困難な状況にありますし、保健・医療機関や大学・研究所などの他分野まで手を広げるにも能力的な限界があります。

そこでお勧めしたいのが、専門学校や臨床心理士専門の予備校などで、非常勤講師として働くという方法です。
立場は違えどもスクールカウンセラーと同じ教育機関というフィールドですし、臨床心理士としての知識もスクールカウンセラーとしての経験も両方生かせるので好都合です。

例えば時給5千円の雇用条件で、1コマ90分の授業を週4コマ行ったとします。
1か月を4週として考えると月に16コマありますから、月給に換算すれば5千円×1.5×16コマで、12万円の収入になります。
年収に換算すると144万円ですから、副業としては充分の金額と言えるでしょう。

まとめ

総じてスクールカウンセラーとは不安定な職業ですが、皮肉なことに、この不安定さが意外と重要だったりもします。
何故なら、スクールカウンセラーが安定的に長時間常駐してしまうと、教員や保護者との馴れ合いが生じ、スクールカウンセラーが本来持つべき「第三者性」や「外部性」という性質が損なわれやすいからです。

よってスクールカウンセラーの正社員化は今後も難しいのではないかと思います。
現状でも時間給の条件は良いわけですから、スクールカウンセラー1人につき週3日程度の雇用は確保するなど、安心して働ける環境を整えることが国の急務と言えるのではないでしょうか。

高校生からスクールカウンセラーを目指すなら

高校生からスクールカウンセラーを目指すなら

スクールカウンセラーという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
結論から言ってしまうと、主に校内で事故や事件、災害等のアクシデントがあった場合、被害者、被災者の心のケアを学校という場でする仕事のことであります。
また、いじめ等で心を痛めてしまった方へのケアも仕事の1つでもあります。
さらに広義では小学校、中学校、高校、大学、全ての教育機関にある相談室等に勤務されている方を指す言葉でもあります。

高校生の皆様なら友達から心の悩み等、色々なことで悩み事を相談されたことがあるでしょう。
それを解決するのも、スクールカウンセラーの1つです。

そのような経験があり、1人でも多くの人の悩みを解決してあげたい、そのようなことを思っているあなたはスクールカウンセラーの仕事に向いていると言えるでしょう。
次項からはどうすればこの仕事に就けるかについて、ご説明していきたいと思います。

進むべき大学

ではスクールカウンセラーを目指すにあたり、どのような大学に進めばよいのでしょうか
資格については改めて後述しますが、基本的には臨床心理士の資格を持っている必要があります
つまり選ぶべき大学はその資格を取れるところ、具体的に言えば心理学部が代表的でしょうか。
また、臨床心理士になる為には大学院に進む必要があるため、それが併設されており、かつ臨床心理士の合格実績がある大学を目指すのが1番よいでしょう。
また、児童を対象とした実習も応募要項に組み込まれていますので、実習先が充実している大学を探すのもよいかと思われます。

学ぶべき学問

さて、スクールカウンセラーになるためには心理学の勉強をしなければならないというところまではご説明させていただきました。
実は心理学と一口に言っても、様々なジャンルがあります
社会心理学や恋愛心理学等、多岐に渡って存在しています。
これらを大きく2つに分けると、基礎心理学応用心理学に分けることができます。

それではスクールカウンセラーになる為にはどちらを勉強すればよいのでしょうか。
答えは両方です。
何故なら基礎心理学には発達心理学や人格心理学、応用心理学には臨床心理学があり、どれもスクールカウンセラーになる為には必須と言っていい学問があるからです。
常に高い向上意識、研究意欲と確固たる信念を持たなければいけない学部ですので、目指す際は本気で勉強をしなければいけません。

取るべき資格

先ほど臨床心理士の資格を取らなければスクールカウンセラーになることが出来ないとお話しました。
実際に臨床心理士はどのようになるのでしょうか。
臨床心理士の試験を受ける上で必須となるのは、これも先ほどお話したように高校を卒業後大学に入り、さらにその上の大学院を出ている必要があります。これがスタートラインとなります。

さて、気になる試験の内容ですが、一次試験(筆記試験)と二次試験(面接)があり、まずは一次試験を突破することが目標となります。
一次試験では選択肢方式試験が100問、これを2時間半と、記述論文試験が1時間半といった内容となっています。
基本的には臨床心理士になる為に最低限必要な知識を問われる問題です。
また二次試験では臨床心理士に値する人間性や、技術、知識量を問われます。
面接という気分ではなく、実際の現場に赴いたと考えて臨むのがよいでしょう。

また、これは高校生の皆様からは少し離れたお話となりますが、臨床心理士以外にもスクールカウンセラーになることができる道があります。
それは、精神科医や大学教授といった職に就いていた方々です。
スクールカウンセラーの募集要項には臨床心理士に加えてこういった職業も書いてあります。
ただあまり募集は多くない上、臨床心理士になるより遥かに難しい道だとも言えるので、やはり基本的には臨床心理士を目指すことが1番の近道でしょう。

また、これらの臨床心理士という資格に関するご説明は「スクールカウンセラーになるために必要な資格「臨床心理士」とは?」の記事の方に詳細がございますので、是非一読くださいませ。

スクールカウンセラーに就職するには

無事に臨床心理士の試験を突破した後、どのようにスクールカウンセラーになればよいのでしょうか。
スクールカウンセラーの募集は、基本的には毎年、都道府県や市町村等の自治体の教育委員会が募集をかけています
募集時期は10月から12月頃が多いようです。

もちろん、スクールカウンセラーになる為にも試験を突破する必要があります。
試験の内容は主に面接で、これも臨床心理士の面接試験と同じように、実際の現場で想定されるようなパターンの質問や、自分の性格がスクールカウンセラーに向いている理由などが多いようです。

まとめ

これらの試験をクリアすることで、晴れてスクールカウンセラーになることが出来ます。
決して楽な道ではありませんが、高校生の間に志し、目指すことはそれだけでアドバンテージです。
「なりたい!」と思った時の気持ちを決して忘れずに日々努力してください。
先ほどこの仕事に就くには確固たる信念とたゆまぬ向上心を持つ必要があるとお伝えいたしましたが、実際に高校生の時からその信念を持ち続けることは容易ではありません。
スクールカウンセラーは「なりたい」だけではなく「絶対になる」という心持でなければなれない仕事であると認識しましょう。

実際にスクールカウンセラーになるには何が必要か?

実際にスクールカウンセラーになるには何が必要か

文部科学省が平成29年10月に発表した調査結果によると、2016年度のいじめ件数は32万3808件でした。
これは前年度よりも9万8,000件ほどの増加です。
またいじめによる自殺者数は320人にも上ります。

自殺者の全体数が平成15年をピークに減少しているにもかかわらず、いじめによる自殺者数は300人前後の高い水準で推移し、依然として減らない傾向が続いています。

また長引く日本経済の低迷により、子どもの貧困の問題がクローズアップされつつあります。
今や労働人口の4割強が年収300万円以下という状況なのです。

さらに、児童虐待もまた大きな社会問題の一つです。
全国の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数は、平成28年度で12万件を超え、過去最多を更新しました。

こういった中、スクールカウンセラーは、このような子どもを取り巻く様々な問題を解決へと導くスペシャリストとして期待されています。

スクールカウンセラーとは

スクールカウンセラーとは、小学校や中学校などの教育機関において主に子どもの心理的な問題に従事する人または職業のことを指します。
このことから、スクールカウンセラーという資格があるわけではありません。

一般的にスクールカウンセラーというと、いじめや不登校等の問題を抱えた子どもへのカウンセリングをイメージされることと思いますが、実際の仕事はこれだけではありません。

保護者や教員を交えた相談や教育会議への参加、臨床心理学の講義、ストレスチェックのような予防策の実施など、その業務の幅は広範囲に及びます。
教育の現場は実に数多くの問題を抱えているので、スクールカウンセラーは極めて重要な任務を担っていると言えるでしょう

またスクールカウンセラーという立場には大きな特徴があります。
それは、教員や保護者には無い「外部性」や「第三者性」という性格です。

教育現場の内部で問題を解決しようとすると、どうしても従来の人間関係のしがらみが付きまとうため、発展的な発想が生まれにくいものです。
その点、スクールカウンセラーは第三者としての中立的な立場から、冷静かつ客観的に問題の究明に当たることができますし、利害関係が介在しないことも奏功します。
この特性は、スクールカウンセラーに限らず心理カウンセラー全般において前提とされるもので、二重関係の回避という倫理的な義務にもなっています。

事実、文部科学省の調査において、「学校の成績などのバイアスが掛からないので気軽に相談できた」「人間的な感情をベースに会話できるので本音を打ち明けられた」などの成功事例が数多く報告されています。

心の専門家としての知恵もさることながら、外部性や第三者性というスクールカウンセラーの特性にも、教育現場から大きな期待が寄せられているのです。

また、これらのスクールカウンセラーの役割に関しては「スクールカウンセラーの様々な役割とは?」の方に詳細なご説明がございますので、是非一読くださいませ。

スクールカウンセラーになるために必要な資格

また誰もがスクールカウンセラーになれるわけではありません
各教育機関によって資格要件は異なりますが、基本的には臨床心理士の資格が必須条件となります。

臨床心理士とは、心理的な問題に取り組む専門家としての民間資格で、日本臨床心理士資格認定協会が実施する試験に合格する必要があります。
さらに前提となる受験資格として、指定された心理学専門の大学院を修了していなければなりません。
因みに現在スクールカウンセラーとして活躍している方々の約8割は、臨床心理士の資格を持っています

なお、臨床心理士試験の合格率は、例年概ね60%台前半です。
比較的高い数字なので難関資格とまでは言えませんが、既に大学院で専門知識を学んだ人たちだけが受験していることを考えると、やはり狭き門です。

また試験は一次試験と二次試験に分かれています。
一次試験はマークシートと論文の筆記試験で、二次試験は面接という形式です。
このあたりの試験についての詳細は当サイトの他の記事を参考にして頂けますと更に理解が深まるかと思います。

この他、臨床心理について高度の専門的知識や経験を有する大学教授や講師などもスクールカウンセラーになることができますし、精神科医は当然に資格があります。
ただ以上の資格要件はあくまでも一般的なものです。
自治体等によっては臨床心理士の資格を要しない場合もありますので、各自で募集要項をチェックしてみてください。

スクールカウンセラーに必要な素養

このようにスクールカウンセラーになるには基本的に資格が必要ですが、同時に重要なのが本人の素養や資質です

スクールカウンセラーとは、保護者や教員などの当事者では解決が困難な問題に正面から向き合う仕事です。
当然のことながら相当な精神力が必要とされます。
また場合によっては、極めてデリケートな子どもの心の問題や家庭問題に深く入り込んで、関係者と上手にコミュニケーションを取っていかなければなりません。

子どもの心身の健康を取り戻してあげたいという強い使命感が無ければおよそ務まらない仕事と言えるでしょう。

ただそれだけ困難な任務であるがゆえに、学校生活が健全化し子どもに笑顔が戻ったときの喜びや充実感は、非常に大きなものがあります。

また、臨床心理士等の資格が無い場合でも、「スクールカウンセラーに準ずる者」として勤務する方法があります。

一般的には、「大学院修士課程修了者で子どもを対象とした相談業務について1年以上の経験がある人」または「大学卒業者で子どもを対象とした相談業務について5年以上の経験がある人」等が対象となります。

ただこれも自治体等で要件が多少異なるので、個別に問い合わせて確認してください。

また学校カウンセラーや学校心理士、臨床発達心理士などの資格保持者も、「スクールカウンセラーに準ずる者」として認められる場合があります。
これらの資格は臨床心理士よりも敷居が低いので、比較的短期間の学習で取得することができます。

もっともスクールカウンセラーよりは待遇面で劣ります
具体的にはスクールカウンセラーが時給5,000円程度のところ、「スクールカウンセラーに準ずる者」の場合は3,000円程度が相場です。
この条件でも問題が無いのであれば、一考に値すると言えるでしょう。

まとめ

最近の動向としては、公認心理師法の成立が挙げられます。
公認心理師とは、心理に関する支援を要する人をサポートする専門家のことで、心理学に関連した国内初の国家資格です。
平成27年9月に成立、施行されました。

なお第1回目の公認心理師試験は、平成30年中に実施される予定です。
臨床心理士との差別化などの詳細はまだ定まっていませんが、今後スクールカウンセラーの資格要件にも盛り込まれるものと考えられています。

いずれにしましても、スクールカウンセラーの本分は「子どもの心に寄り添い、健全な心身の成長をサポートすること」です。
心の専門家としての高い志が前提となるのは言うまでもありません

スクールカウンセラーに必要な資格「スクールカウンセラーに準ずる者」って何?

「スクールカウンセラーに準ずる者」って誰のこと?詳しく教えます!

スクールカウンセラーになりたい!と調べていたら、資格等の欄に「スクールカウンセラーに準ずる者」というキーワードが出てきます。
いったい「スクールカウンセラーに準ずる者」って誰のこと?どんな人が当てはまるの?スクールカウンセラーとは何が違うの?
そのような疑問を抱く方も非常に多いかと思われます。

そのような方に対してここでは「スクールカウンセラーに準ずる者」について、詳しくご説明いたします。

「スクールカウンセラーに準ずる者」ってなに?

スクールカウンセラーや必要な資格について調べると、必ずといっていいほど出てくる「スクールカウンセラーに準ずる者」。
いったいどこからその言葉が出てきたかというと、自治体から出されているスクールカウンセラーの募集要項に記載があるのです。

・スクールカウンセラーに準ずる者
ア 大学院修士課程かつ相談業務1年
イ 大学卒業かつ相談業務5年
ウ 医師かつ相談業務1年

スクールカウンセラーとして働くには、臨床心理士や精神科医といった難易度の高い資格を持っていることが条件なのですが、これは「それよりハードルを下げた募集」ということになります。

近年では、いじめの問題や不登校の問題などで、生徒や児童の心のケアの必要性が高まってきています。
それに対してスクールカウンセラーの人数は十分ではないため、少しハードルを下げて、スクールカウンセラーとして働く人の数を増やそうという募集です。
つまりこれはスクールカウンセラーになるうえで、臨床心理士や精神科医という高難易度の資格は持ってないけれど、スクールカウンセラーとして働きたいという意欲のある人のために設定された内容になります。

スクールカウンセラーとスクールカウンセラーに準ずる者の違い

「スクールカウンセラー」と「スクールカウンセラーに準ずる者」は、具体的に何が違うのでしょうか?

前述しましたが、大きな違いとして応募する際の必要な資格が違います。
「スクールカウンセラー」として働くためには、臨床心理士や精神科医、心理系大学の職員であることという、比較的難しい資格が必要になっています。

一方、「スクールカウンセラーに準ずる者」として働くには、大学卒業以上で児童・生徒に対する相談業務を規定年数経験していれば応募可能です。
必ず取得しないといけないといった資格がないため、募集内容を満たせば応募することができるので、「スクールカウンセラー」の募集よりハードルが低くなっているということがわかるかと思います。

こう見ると、「スクールカウンセラーに準ずる者」の方がすぐに仕事に就けるような気がしてしまいますが、実は働き始めた時にも少し違いが出てしまいます。

それが収入です。

「スクールカウンセラー」として働く場合には時給5,000円~6,000円なのに対して、「スクールカウンセラーに準ずる者」として働く場合は時給2,000円~3,000円になります。

「スクールカウンセラー」として働く人は、難易度の高い資格を持っているので差が出てしまうのは仕方のないことですし、一般的に見たら「スクールカウンセラーに準ずる者」の時給水準は高いといえるでしょう。

スクールカウンセラーに準ずる者を目指すなら取得すると良い資格とは?

スクールカウンセラーに準ずる者として働く時に「必要な資格はない」と書きましたが、持っているとアピールポイントになる資格はあります。
カウンセラーとしての仕事に役立つ心理系の資格なのですが、種類もたくさんあるので、その中から3つ紹介します。

・認定心理士

認定心理士は、認知度が高い資格になります。
取得するための要件は、学部を問わない四年制大学を卒業していて、所定の36単位を習得していること。

心理系の学部を卒業していなくても良い上に、所定の単位を習得できていない場合には、大学の通信課程で習得可能なので、割と要件を満たしやすいです。
要件を満たしているのであれば、書類申請するだけでこの資格は取得することができます。

・産業カウンセラー

産業カウンセラーは、企業内で従業員へのカウンセリングなどをおこなう専門家のことをいい、「産業カウンセラー」という資格も存在します。
スクールカウンセラーとは違う分野のように思われますが、同じ「心のケア」を中心にしたお仕事になるので、取得しているとプラスになるといえます。

産業カウンセラーの資格を取得するには、受験資格を満たし、学科・実技試験にそれぞれ合格する必要があります。
この受験資格は、「20歳以上で、産業カウンセラー養成講座を修了する」または、「心理学系の四年制大学を卒業し、日本産業カウンセラー協会がおこなう講座を修了する」ことで得られます。

・学校心理士

学校心理士の資格を取得するためには、まず「大学院を修了している、または、相談業務に5年以上携わっていること」という受験資格を満たす必要があります。
その後、試験と面接を受験し、合格することで取得することができます。
臨床心理士よりは、ハードルの低い資格ですが、教育分野以外の人には厳しい条件かもしれません。

この資格は、臨床心理士を目指して大学院へ進む場合は取得しやすい資格です。

この学校心理士という資格に関する詳細は学校心理士ってどんな資格?スクールカウンセラーとの違いは?の記事に記載してありますので、是非ご覧ください。

まとめ

スクールカウンセラーに準ずる者の説明と必要な資格のご説明をさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

「スクールカウンセラーに準ずる者」の募集要件は、比較的ハードルが低いです。
自分の興味のある心理系の資格を取得して、「スクールカウンセラーに準ずる者」に応募する際のアピールポイントにしてみてください。

スクールカウンセラーになりたい!必要な資格や収入は?

スクールカウンセラーになりたい!必要な資格や収入は?

近年、いじめの問題や不登校児の増加などの影響でメディアにも注目されているスクールカウンセラー。
それに伴い「スクールカウンセラーになりたい」と志望する人も増えてきています。

そんなスクールカウンセラーとは、いったいどんなお仕事なのか?スクールカウンセラーになるためにはどんな資格が必要なのか?など、ご紹介していきます。

スクールカウンセラーの仕事とは?

そもそもスクールカウンセラーとはどのような仕事をするのでしょうか?
スクールカウンセラーとは、いじめや不登校などの話から、思春期特有の心の悩みまで、カウンセリングなどの相談業務をおこなう人のことを指し、時には教師や保護者と連携して、心理的な問題について対応していきます。

働く場所は主に学校などの教育機関で、各自治体の教育委員会が毎年募集をしており、最近ではフリースクールのような民間の施設でもスクールカウンセラーを募集しているようです。
スクールカウンセラーの任期は基本的に4月から翌3月までの1年間になり、募集人数は自治体によってまちまちです。

主な業務内容は、学校内での相談業務になり、近年は児童・生徒の相談にのるだけでなく、子育てに関する親の悩み相談を受ける他、生徒のみならずモンスターペアレントなどの対応に苦しむ同僚教師の相談にのったりすることもあります。
就業時間は5~6時間ほどが一般的で、夏休みなど学校が休みの時は当然勤務もありません。

スクールカウンセラーは当然ながら相手の話を聞き、「どうしていけば良いか」を一緒に考えてあげられる人が重宝されます。
もちろん相手が話を聞いてほしいだけという時は、それを叶えてあげるという対応力も大切です。
生徒たちと近い距離で接することが多いため、子供好きという方にも向いているかもしれません。

スクールカウンセラーになるために必要な資格とは?

スクールカウンセラーというのは職業の名前で、資格の名前ではありません。
では、スクールカウンセラーになるためにはどのような資格が必要になるのでしょうか?

各自治体が発表している募集要項の応募資格を見てみると、どこの自治体もだいたい同じような募集条件が記載されています。

・スクールカウンセラー
ア 臨床心理士
イ 精神科医
ウ 児童生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有し、大学の学長、副学長、学部長、教授、准教授又は講師の職にある者又はあった者(※「児童生徒の臨床心理に詳しい大学教員」)

・スクールカウンセラーに準ずる者
ア 大学院修士課程かつ相談業務1年
イ 大学卒業かつ相談業務5年
ウ 医師かつ相談業務1年

上記に当てはまるものがあれば応募することができます。

「スクールカウンセラー」として働くには、臨床心理士や、精神科医といった難易度の高い資格を所持していることが条件となります。
心理系の大学教員でも応募は可能ですが、現在スクールカウンセラーとして働く多くの人は、臨床心理士の資格を持っている人が多いようです。
このことからもスクールカウンセラーとして働くためには、指定大学院まで進んで臨床心理士資格を取得するのが一番の近道といえるのかもしれません。

ただ、難しい資格を取得しないとスクールカウンセラーになれないかというと、そうではありません。
スクールカウンセラーよりハードルが低めに設定されている「スクールカウンセラーに準ずる者」という枠があります。

こちらは比較的応募しやすい条件になっていて、基本的には心理系の大学等を卒業して、児童や生徒に対する相談業務の経験があれば応募することができます。
収入に少し差が出ますが、「スクールカウンセラーに準ずる者」として経験を積んでいくのもオススメです。

ちなみに「スクールカウンセラーに準ずる者」として応募する際には、心理カウンセラー等の資格を持っているとアピールポイントにすることができます。
具体的には、学校心理士、メンタル心理カウンセラーなど、種類も豊富ですので、自分の取得可能な資格を取って、スクールカウンセラーに応募してみましょう。

こちら、スクールカウンセラーに準ずる者に関する詳細はスクールカウンセラーに必要な資格「スクールカウンセラーに準ずる者」って何?のページに詳細を記載してありますので、是非参照してください。

スクールカウンセラーってどのぐらいの収入を得られるの?

各自治体によって給与の金額も様々ですが、一般的には以下のような水準になっています。

・臨床心理士などの資格を持つスクールカウンセラーの場合
→時給5,000円~6,000円ほど

・スクールカウンセラーに準ずる者にあてはまる人の場合
→時給2,000円~3,000円ほど

単純計算で週に5日、6時間ほどの勤務をしたとすると、週に9万円ほどの収入を得ることが可能なため、月給に換算すると36万円になります。しかし、毎週フルタイムで働けるとは限らないため、正確な詳細情報は、自治体に問い合わせして確認しましょう。

まとめ

スクールカウンセラーになるうえで必要な資格や仕事内容、お給料等について解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

これからいっそう注目が高まることが予想されるスクールカウンセラーの仕事。簡単な道ではありませんが、興味のある方はぜひ様々な方法で目指してみることを応援いたします。

スクールカウンセラーへの道。結局どの資格が有利なの?

スクールカウンセラーへの道。結局どの資格が有利なの?

スクールカウンセラーになりたいと思って調べていると、たくさんの資格が紹介されています。
どの資格も、スクールカウンセラーとして働きたい時に持っておくと良いとされていますが、その資格も種類が多すぎて選べないという方、いらっしゃるかと思います。
そのような方に向けて、結局どの資格が有利なのか、よく名前が出てくる資格たちを紹介しながら解説していきます!

頻出資格その1「メンタル心理カウンセラー」

メンタル心理カウンセラーとは、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する資格です。
この資格は「医療・福祉・教育・産業界などさまざまな場所で求められるカウンセリング能力を備えていることを証明するもの」という目的で運用されています。

メンタル心理カウンセラーは、受講から試験まで、すべて通信教育で可能です。
そのため、学校に通う時間はないけれど資格が取りたいという方には挑戦しやすい資格になっています。

必要な受験資格は、日本能力開発推進協会の認定教育機関等が開催している教育訓練で、全カリキュラムを修了した者です。
認定教育機関にて履修する学習範囲は、カウンセリング、クライエント、心理学、精神医学に関するそれぞれの基礎知識を、テキストとDVDを使用して学びます。

この資格取得までの学習期間は2か月ほどで、カリキュラムを修了したあと、在宅にて受験することになります。この際には認定教育機関で全カリキュラムを修了後、協会ホームページの「検定試験申込」より、必要記載事項を入力して申し込みをします。

受験料は税込5,600円で、教材に同封されている振込用紙を使用して支払い、受験料の支払を確認後、試験問題が送られてきますので、自宅で受験します。

合格ラインは約70%以上で、試験終了後約1か月前後で合否が通達されます。
カウンセラーを目指すうえでこの資格は学習期間も短く、自宅にいながら学習を進めることができるため、取得しやすい部類といえます。

なお、このメンタル心理カウンセラーの資格を持っている人は、スクールカウンセラーに応募する際、「スクールカウンセラーに準ずる者」という募集枠に該当します。

頻出資格その2「メンタルケアカウンセラー®」

メンタルケアカウンセラー®は、「メンタルケア学術学会」、「一般財団法人生涯学習開発財団」、「一般財団法人ヘルスケア産業推進財団」という3団体の認定する資格になります。

「メンタル心理カウンセラー」と名前が似ているので混同しやすいですが、認定協会が違うため、まったく違う資格になりますが、共通点もあります。
その共通点が「通信教育で取得可能」ということです。
メンタルケアカウンセラー®の学習期間はだいたい3か月ほどで、メンタルケア学術学会が指定する講座の全カリキュラムを修了する必要があります。

学習内容は、カウンセリングの基礎知識、心理学について、心の病気についての基礎を学習していきます。
そして、全カリキュラムを終了後、修了認定のレポートで一定の成績を修めることで認定されます。

修了が確定後、申請書に必要事項を記載し、協会へ申請、資格登録の登録料5,100円を支払うと、認定証を発行してもらうことができます。
メンタルケアカウンセラー®を取得後は、上位資格の「メンタルケア心理士®」などの資格も存在するため、そちらも併せての取得を念頭に入れるのもよいかと思います。

また、このメンタルケアカウンセラーの資格を持っている人は、スクールカウンセラーに応募する際、「スクールカウンセラーに準ずる者」という募集枠になります。

頻出資格その3「認定心理カウンセラー」

認定心理士カウンセラーとは、日本カウンセリング普及協会が実施している資格で、1級と2級がありますが、ここではまず認定心理士カウンセラー2級についてご説明します。

認定心理士カウンセラー2級の受験資格は、18歳以上であることが必須で、以下のAかBのどちらに該当する必要があります。

A:試験日までに日本総合カウンセリングが行う心理カウンセラー養成講座を修了している者
B:大学の心理学部またはそれに隣接する学科を卒業している者

日本総合カウンセリングが行う心理カウンセラー養成講座を受講する場合には、10か月で学ぶ「通常クラス」と、5か月で学ぶ「短期集中クラス」のどちらかで心理療法について学習します。
期間は違いますが、どちらのコースも同じカリキュラムをおこないます。

認定心理カウンセラー2級の受験料は、21,600円ですが、郵送料等として別途800円を支払う必要があり、申し込み期間中に振込で支払います。
試験内容は、一次試験(筆記)と二次試験(実技)があり、一次試験の筆記試験に合格した人が、後日、二次試験の面接に進むことができます。

また、この認定心理カウンセラーの資格を持っている人は、スクールカウンセラーに応募する際、「スクールカウンセラーに準ずる者」という募集枠に該当します。

まとめ

今回は「スクールカウンセラーに準ずる者」に関する資格について解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

スクールカウンセラーに準ずる者に関する詳細はスクールカウンセラーに必要な資格「スクールカウンセラーに準ずる者」って何?のページに記載してありますので、是非ご参照ください。

また、今回ご紹介した資格は、様々なサイトや文献で紹介されている資格ですが、「これを持っていれば確実にスクールカウンセラーになれる」というものではありません。

しかし、持っていることでスクールカウンセラーへの道が開けることは確かです。
スクールカウンセラーに興味のある方はまず、これらの資格を積極的に取得してみることをオススメします。

「スクールカウンセラーに絶対になりたい」と強い気持ちを持っている方は、指定大学院へ進学し、臨床心理士資格を取得するのも良いかもしれません。
大学院まで修了する必要があるため、簡単な道ではありませんが、本気でスクールカウンセラーを志望するのであれば臨床心理士資格の取得も視野に入れることをお勧めいたします。

学校心理士ってどんな資格?スクールカウンセラーとの違いは?

学校心理士ってどんな資格?スクールカウンセラーとの違いは?

スクールカウンセラーと合わせて紹介されることの多い「学校心理士」。

学校心理士とはどのような人のことを指すのでしょうか?
またスクールカウンセラーとはそのような関係があるのでしょうか?

基本的な情報から、学校心理士の資格取得方法まで、詳しくご紹介します。

学校心理士とは?スクールカウンセラーとの違いは?

学校心理士とは、一般社団法人学校心理士認定運営機構が認定する資格のことをいいます。

学校などの教育現場で、こどもやその親、教員に対して学校心理についての知識を使って、カウンセリングや相談にのる仕事に携わる仕事になります。
合わせて紹介されることの多い「スクールカウンセラー」は、職業の名前です。

職業名であるスクールカウンセラーと、資格名である学校心理士が一緒に紹介されている理由は、スクールカウンセラーとして働く際に、学校心理士の資格を取得しておくとアピールポイントになるためになります。
スクールカウンセラーになりたい人が学校心理士の資格取得を検討することが多いため、一緒に紹介されることが多いということです。

なお、自治体の募集要項によると、学校心理士を取得している人は「スクールカウンセラーに準ずる者」に該当します。
つまり、臨床心理士や精神科医など難易度の高い資格を持っていなくても、スクールカウンセラーとして働く可能性を高めることのできる資格です。

臨床心理士よりハードルの低い資格ですが、教育分野以外の人には受験資格の条件が厳しく感じられるかもしれません。

一方で、臨床心理士を目指して大学院へ進む人には取得しやすい資格になりますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

また、この「スクールカウンセラーに準ずる者」についてはスクールカウンセラーに必要な資格「スクールカウンセラーに準ずる者」って何?に詳細が記載されているので、是非そちらの方もご参照ください。

学校心理士の資格を取得するには?申請条件とは?

学校心理士の資格を取得するためには、まず、以下の受験資格を満たす必要があります。
(※試験を実施している学校心理士認定運営機構では、受験資格ではなく「申請条件」と表記しています。)

・大学院で学校心理学関係の科目の単位を修得し、修士課程・専門職学位課程を修了し、学校心理学に関する専門的実務経験を1年以上有する方
・4年制大学卒業で学校心理学に関する専門的実務経験を5年以上有する方
・大学または大学院で授業を2年以上担当し、学校心理学の8領域に関する研究業績を5編以上有する方
・学校の管理職または教育行政職として、心理教育的援助サービスに関する指導的な役割を3年以上有する方(申請時において、その職を辞してから5年を経過した方は除きます)

各条件に「申請類型」が分かれており、自分がどの条件に当てはまるのかを判断した上で申請する必要があります。

・類型1:学校心理学関連大学院修了者および修了見込者対象
・類型2:教員の経験を有する者対象
・類型3:相談機関等の専門職従事者対象
・類型4:大学・短期大学の教員対象
・類型5:学校管理職または教育行政職の従事者対象
・類型6:海外での資格取得者対象

詳しくは、一般社団法人学校心理士認定運営機構の「申請条件」を説明するページ内にて、「自分が申請可能かを判断するためのフローチャート」が掲載されていますので、判断に迷ったら確認してみてください。

申請条件をクリアしたら、いよいよ試験となります。

学校心理士の受験内容と合格後の手続き

学校心理士の試験は、試験Ⅰ(論述式)、試験Ⅱ(多肢選択式)、試験Ⅲ(面接)があります。
試験Ⅰ、試験Ⅱは同日に、試験Ⅲは別日に実施されます。

ただし、申請する「申請類型」によって、受験すべき試験内容が変わります。

・類型1、類型5、類型6に当てはまる方:試験Ⅰ(論述式)
・類型2、類型3に当てはまる方:試験Ⅰ(論述式)、試験Ⅱ(多肢選択式)
・類型4に当てはまる方:試験Ⅲ(面接)

試験から1か月~2か月ほどで合格発表です。
合格したあとは、登録料と、日本学校心理士会会費を5年分支払うことで、学校心理士として登録されることになります。

会費は5年間分まとめての支払になり、5年ごとに更新が必要です。
更新の際は、資格更新年度の申請期間に「資格更新申請書類」または「資格更新期間延長申出書類」のいずれかを提出し、更新審査をしてもらう必要があります。

この際、試験を受験する必要はありませんので、一度取得してしまえば「学校心理士」を名乗り続けることが可能です。

学校心理士の資格を取得することで、学校心理や教育の知識を持っているという証明になります。

今後、スクールカウンセラーなど教育機関でカウンセリング業務に携わりたいという方はアピールポイントになるかとおもわれます。

まとめ

スクールカウンセラーになるうえで非常に役立つ資格である学校心理士について解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

臨床心理士よりは取得のハードルの低い学校心理士の資格にはなりますが、臨床心理士を目指して大学院へ進もうという方にオススメの資格になります。
学校教育に携わりたい方、スクールカウンセラーの募集に応募したい方は、検討してみるのも非常に良いかと思います。

スクールカウンセラーになりたい!進学先は大学?通信制?専門学校?

心理学を学びたい!進学先は大学?通信制?専門学校?

スクールカウンセラーを目指すために心理学を学びたい人も多いと思います。
また、スクールカウンセラーになるために必要な資格というのは、大学卒業が必要になる資格も非常に多いのです。
心理学を学ぶといっても、学べる場所や学ぶ方法はたくさんあって、何を選べば良いのかわからない。
そんなあなたに今回は、大学(通学)、大学(通信)、専門学校のメリットとデメリットをご紹介します。

自分に合った進学先を見つける参考にしていただけると幸いです。

大学(通学)のメリット・デメリット

「心理学を学べる学校」と聞いて、皆さんが一番に思いつくのが、大学だと思います。
大学には2種類あり、通学する大学と、通信制の大学がありますが、まずは通学する大学についてご紹介します。

通学制の大学は、4年間で卒業になります。卒業に必要な単位を早めに取り終わっても、4年間は大学生です。
当然ですが「心理学部」のある大学であれば、心理学を学ぶことは可能です。

総合大学であれば、心理学部でなくても「心理学」を受講することができる場合もありますので、入学を考えている大学の講義要項を確認してみてください。

スクールカウンセラーを目指す際に取得を考える資格は、大学卒業以上の条件があるものが多いので、大学に通い卒業することで取得できる資格も一気に多くなります。
スクールカウンセラーを目指すうえで必要・有利な資格はスクールカウンセラーへの道。結局どの資格が有利なの?の記事とスクールカウンセラーに必要な資格「スクールカウンセラーに準ずる者」って何?の記事に詳細は記載してありますので、是非そちらの方も参照してみてください。

また、通学制の大学の難点としては、入学試験があり、合格しないと入学することはできません。
入学後は、朝から夕方ごろまでの時間の中で講義があり、実際に大学に通って受講することになります。

そして学費は私立大学の4年間で約400万円の高額で、奨学金を借りていく人も多いです。
社会人として働いている場合や、昼間に通う時間の取れない人には、卒業が難しいことがデメリットといえるかもしれません。

とはいえ、基本的にスクールカウンセラーに必要な資格というのは大学卒業が前提として必要になる場合が多いことから、一概にデメリットとは言えないかもしれません。

大学(通信)のメリット・デメリット

通信制の大学も、通学制の大学と同じ「大学卒業」の学歴を得ることができるので、昼間に時間が取れない人や、費用を少し抑えたい人にオススメです。

通信制大学に関しては入学試験がなく、書類審査のみで合否が決まります。
そのため入学はしやすいのですが、通学制大学と違い、自分で計画を立てて単位取得する必要があるため、卒業率が低くなる傾向があります。
勿論、自己管理することができる人は問題なく卒業できますので、一概に通信制だから卒業が難しいというわけではありません。
自己管理のできない人は通常の大学に通ったとしても卒業は難しいため、これは通信制大学に限った話ではないとも言えます。

通常の大学と同じように、基本的に通信制の大学も4年間で卒業になります。
講義は自宅でテキストやDVD、オンライン配信等を使用して受講しますので、昼間、大学に通う時間が取れない人でも勉強を進めることが可能です。

ただし、スクーリングという対面授業を受講する必要があるため、年に数回は大学に行く必要があり、修了試験を受けるためにも大学に出向く必要があります。

多くの通信制大学はもちろん校舎があります。
遠方の大学に入学すると、スクーリングの度に宿泊費や交通費がかかってしまいます。
そのため、ご自宅の近くにある大学を選ぶとスクーリングの際の費用を抑えることができます。
また、学費は4年間で70万~120万円ほどなので、通学制の大学よりは金銭面で通いやすくなってもいます。

大学院へ進学するためには一般的に大学卒業以上の学歴が必要です。
大学を卒業すれば大学院への道も開けますので、スクールカウンセラーに必要な資格でも一番重要といえる臨床心理士を目指す方は大学を卒業するのがオススメです。

また、この大学と通信制大学の違いについてはスクールカウンセラーになりたいけど通学する時間がない!通信制大学のススメの記事に詳細がございますので、こちらも併せてご確認ください。

専門学校のメリット・デメリット

大学に通う時間がない、通信制でも学費が気になるという場合にオススメなのが専門学校です。
専門学校は基本的に卒業までの期間が2年という学校が多く、様々な特色があるのが特徴です。
学費は学校によって上下しますが、大学に比べると格段に安いです。

通学する学校だけでなく、自宅でテキストを使用して学習するスクールもあるので、通学する時間がないという人でも挑戦しやすいです。

スクールカウンセラーとして働く際に役に立つ資格についての勉強や、心理カウンセラーとしての基礎知識を中心に、資格取得の勉強をすることができるスクールもあります。

また専門学校とは異なりますが、民間がおこなっている資格取得に特化したスクールもおすすめです。このようなスクールでは下記の

・認定心理カウンセラー
・産業カウンセラー
・メンタルケア心理士

といった「スクールカウンセラーに準ずる者」として応募する際にアピールポイントになる資格取得を目的としたスクールが多くあります。

スクールカウンセラーになるため、自分の取得したい資格に特化したスクールに通ってみるのも一つの手段といえるかもしれません。

ただ、高校卒業後、大学に進学せずに専門学校卒業の学歴しかないと、スクールカウンセラーになるためにオススメの資格が取れないことが多いです。

というのも、スクールカウンセラーになるために必要な心理系の資格は、受験資格として「大学卒業以上であること」と定められているものが多いことが原因です。

そのため、臨床心理士や精神科医といった難易度の高い資格をもっていない状態でスクールカウンセラーとして働くためには、アピールポイントを多く持っていることが必要です。

なので、時間や費用に余裕があれば、大学卒業を目指してみても良いかもしれません。

まとめ

スクールカウンセラーになるために通うべき学校について解説させていただきましたがいかがでしたでしょうか。

時間に余裕がある場合や、現在進学を考えている高校生などは通学制の大学を。

学校に通う時間がない場合や金銭面で厳しいという人は通信制の大学を。

短期間で心理系のスキルを身につけたい人は専門学校を。

といった形で自分に合った学習方法を見つけ、カウンセラーになるために必要な資格を取っていくための手段を探してみるべきかと思います。

スクールカウンセラーになりたいけど通学する時間がない!通信制大学のススメ

心理学を学びたいけど通学する時間がない!通信制大学のススメ

スクールカウンセラーの仕事に就くために、心理学について学びたい!スクールカウンセラーになるために必要な資格が取りたい!
「でも大学に通う時間はない」
という方にオススメなのが、通信制大学です。

今回はそんな通信制大学について、普通の大学との違いや学費など、詳しくご紹介します!

通信制大学って?普通の大学と何が違うの?

そもそも通信制大学とはどのような大学なのでしょうか?

通信制大学とは、ほとんどの学科を自宅に居ながらにして単位取得ができる大学で、通常の大学のように昼間に学校まで通学する必要がありません。
また、学費も通常の四年制大学に比べると非常に安価で卒業までの学費が払えます。
昼間に時間が取れない人や、費用を少し抑えたい人にオススメです。

また、最近では通信制を取り入れている学校も増えてきており、選択肢が多くなってきており、基本的に通信制の大学も通常の大学と同様に4年間で卒業になります。
そして、通常の大学の学費が私立大学で4年間約400万円前後かかるところ、通信制の大学は4年間合計で70万円~120万円ほどで済みます。

学習方法や通学方法、学費など、通常の大学と違うところもありますが、通信制の大学も、通学制の大学と同じ「大学卒業」の学歴を得ることができます。

このあたりの学校の詳しい違いに関しましてはスクールカウンセラーになりたい!進学先は大学?通信制?専門学校?の記事に詳細がございますので、こちらも併せてご参照ください。

スクールカウンセラーを目指す際、難易度の高いと言われている臨床心理士の資格は、大学院を修了していることが条件なので、大学を卒業することでスクールカウンセラーに一歩近づくことが可能です。

通信制大学のメリット

通信制大学のメリットは、まず入学試験がないことも挙げられます。入学においては書類審査のみで合否が決まるため、入試のための試験勉強も必要ないため比較的入学しやすいです。

また講義は自宅でテキストやDVD、オンライン配信等を使用して受講することができるため、大学に通う時間が取れない人でも勉強を進めることが可能です。
また先述しましたが、スクールカウンセラーになるために臨床心理士の取得を目指すのであれば、大学院へ進学する必要があり、大学卒業の学歴が必須です。

これらの事からも自宅に居ながらにして「大学卒業」の学歴を得ることができるため、大きなメリットになります。

通信制大学のデメリット

一方、通信制大学のデメリットとしては、卒業率が低いことが挙げられます。
入学時は書類審査のみなので入りやすいのですが、通学制大学と違い、自分で計画を立てて単位取得する必要があるため、卒業率が低くなる傾向があります。

自己管理することができる人は問題なく卒業できますので、通信制だから卒業が難しいというわけではありません。
自分で計画的に単位取得を進められる人にはデメリットとは言えないうえ、自己管理のできない人であれば通常の大学を卒業するのも困難であるため、スクールカウンセラーになるために必要な条件であると考えたほうが良いかもしれません。

次に、完全在宅では卒業ができないというデメリットもあります。
基本的には自宅で学習できますが、年に数回、スクーリングという対面授業を受講する必要があるため、何度か大学に行く必要があります。
修了試験を受けるためにも大学に出向く必要があるため、完全在宅では卒業することができません。

また、スクーリングの際の交通費や宿泊費がかかることもデメリットですが、こちらは自宅から通える範囲の通信制大学に通うことで回避することが可能です。

通信制大学にはどんな学校があるの?

ここでは具体的に通信制大学をいくつかご紹介します。

ここに掲載していない通信制大学も多くありますので、ご自分で興味のある大学をチェックしてみてください。

放送大学

一番有名な通信大学といっても過言ではない知名度のある大学です。
必要な学費は70万円ほどで、4月と10月に入学することが可能です。
放送大学は必ず4年間で卒業しないといけないわけではなく、6年や10年ほどかけて卒業することもできるので、自分のペースに合わせて勉強を進めることができます。

スクーリングは北海道から沖縄まで日本全国多くの場所で開催されているため、出席のしやすさは他と比べると圧倒的といえるかもしれません。

産業能率大学

この大学には心理カウンセリングコースという心理学に特化したコースがあるのが強みです。

費用は76万円ほどで、入学時期は4月と10月の年2回です。

産業能率大学は4年間で卒業できます。しかし、放送大学と違い年限は8年間になりますので、その期間に卒業する必要があります。
スクーリングの会場は主要5都市を中心に全国展開されており、科目によってはインターネットでもスクーリング単位を修得できるものがあります。

武蔵野大学

武蔵野大学には、5つのコースに分かれた心理学専攻があります。

費用は、入学金・授業料などを含め、70万円ほどになり、春入学と秋入学があります。

スクーリングは武蔵野大学のキャンパスでおこなわれるため、会場が限られているのがネックですが、一部の科目はインターネット上の「メディア授業」自宅で受講することでスクーリングに代えることができます。

まとめ

スクールカウンセラーになるために必要な資格を取るための手段として考えられるうちの、今回は通信制大学にスポットを当てた解説になりましたがいかがでしたでしょうか?

時間がない、あまりお金はかけられない、でもスクールカウンセラーを目指したいという方にオススメの通信制大学をご紹介しました。

大学を卒業すれば、受験できる心理系資格も増えますし、大学院の修了が必要な上位資格である臨床心理士の資格取得も近づきます。

この心理系の資格の詳細に関しましてはスクールカウンセラーへの道。結局どの資格が有利なの?の記事に詳細がございますので、こちらも併せてごらんください。

ぜひ大学を卒業して、スクールカウンセラーになる夢に近づけるよう、心からお祈りしています。

スクールカウンセラーを目指す!大学卒業で取得しやすい資格をご紹介!

スクールカウンセラーを目指す!大学卒業で取得しやすい資格をご紹介!

スクールカウンセラーについて調べると、必要な資格から取ったほうが良い資格まで、様々な資格があることがわかります。
今回はその数ある心理系資格の中から、大学卒業後に取得できるオススメの資格をご紹介します。

受験資格に「大学を卒業していること」という条件がある資格の詳細を解説しますので、参考にしてみてください。

大卒で取得可能な資格1「認定心理士」

認定心理士は、公益社団法人日本心理学会が認定する資格になります。
心理学の専門家として仕事をするために必要な、最小限の標準的基礎学力と技能を習得しているということを、日本心理学会が認める資格になります。
申請条件は3つあり、そのうちの2つで大学卒業の条件があります。

認定心理士の資格は、大学卒業前でも「仮認定」として認定を受けることもできます。
資格取得のための試験はなく、日本心理学会に申請し、審査してもらうことで認定を受けます。
この審査は、日本心理学会にて審査がおこなわれ、審査に合格すると、「認定の通知」と「認定料の郵便振替用紙」が送付されてきます。
認定料30,000円の振込が確認されると、「認定心理士認定証」と、カード形式の「認定心理士証」というIDカードが届きます。

大学卒業前に「仮認定」を申請した場合は、「仮認定証」が届くので、卒業後に卒業証明書を提出し、正規の認定を受ける必要があります。

認定心理士は更新の必要がないため、一度認定を受ければ、その後の手続きは不要です。
また、認定心理士の資格は、スクールカウンセラーに応募する際に「スクールカウンセラーに準ずる者」の枠で応募することができるようになる資格でもあります。

大卒で取得可能な資格2「学校心理士」

学校心理士とは、一般社団法人学校心理士認定運営機構が認定する資格のことをいいます。

この資格は、学校などの教育現場で、こどもやその親、教員に対して、学校生活における問題を学校心理についての知識を使って、心理教育的援助サービスを行うことのできるということを、専門の機構が認定する資格になります。

申請条件はいくつかありますが、その中に心理学系四年制大学を卒業することが含まれています。
ただし、四年制大学を卒業したあとに実務経験が5年以上必要です。

試験内容は、試験Ⅰ(論述式)、試験Ⅱ(多枝選択式)、試験Ⅲ(面接)がありますが、人によって受験するべき内容が変わるので、申し込みの際に確認してみてください。
受験をして、合格後、登録料と日本学校心理士会の会費を5年分納めることで、学校心理士として登録されることになります。
その後は5年ごとに更新が必要になりますが、試験を受験する必要はありませんので、一度取得してしまえば「学校心理士」を名乗り続けることができます。

また、この学校心理士の資格は、スクールカウンセラーに応募する際に「スクールカウンセラーに準ずる者」の枠で応募することができます。

こちらの学校心理士に関する詳細は学校心理士ってどんな資格?スクールカウンセラーとの違いは?の記事に詳細が記載されているので、こちらも併せてごらんください。

大卒で取得可能な資格3「臨床心理士への挑戦」

ここまでスクールカウンセラーになるうえで「大学卒業のみ」で受験可能な資格をご紹介しましたが、大学卒業後、大学院へ進学することで取得できる資格が存在します。

それが、「臨床心理士」です。

臨床心理士の資格を持っていると、スクールカウンセラーに応募する際、正規の「スクールカウンセラー」の枠で応募することができるので、スクールカウンセラーになるための一番の近道といえるでしょう。

臨床心理士は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格になります。
臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人の心の問題に取り組む心理専門職の証になる資格です。
つまり、人の多種多様な価値観を尊重しつつ、その人の自己実現をお手伝いする専門家です。

臨床心理士は、四年制大学を卒業し、指定大学院を修了して初めて受験資格を得ることができます。
臨床心理士受験のための申請書類は1セット1,500円で、日本臨床心理士資格認定協会へ請求して取り寄せます。

申請書類等の確認後、「臨床心理士資格審査受験票」が送付されるので受験してください。
試験内容は、一次試験(多肢選択方式試験および論文記述の2種類)と、二次試験(口述面接試験)になります。
一次試験は、100題の多肢選択方式試験と、論文記述試験の2種類を1日で受験します。
一次試験に合格した人が二次試験へ進み、2名の面接委員による口述面接試験が実施されます。

これらの試験の合格率は60%程度です。
合格通知を受け取り後、資格認定証書の交付手続きをおこなって初めて「臨床心理士資格認定証」と「資格登録証明書」という顔写真入りのIDカードが発行されます。

臨床心理士は難易度が高いと言われますが、スクールカウンセラーになるためには一番の近道といえる資格でしょう。
スクールカウンセラーを目指すのであれば、大学卒業後に大学院へ進み、臨床心理士の資格に挑戦してみるのも良いかもしれません。

まとめ

スクールカウンセラーになるうえで大学を卒業していれば挑戦できる資格をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

スクールカウンセラーを目指す時に、取得を考える資格は大学院を卒業していることが申請の条件となっている資格が多いです。
そんな中で大学さえ卒業していればスクールカウンセラーにチャレンジできる資格は積極的に取得していくことを推奨いたします。

こちらのスクールカウンセラーになりたい!必要な資格や収入は?の記事に必要な資格や、それに応じた就職形態等詳細が記載されておりますので、是非ご覧ください。

大学卒業前に申請できる「認定心理士」って何?申請方法や費用を解説!

大学卒業前に申請できる「認定心理士」って何?申請方法や費用を解説!

スクールカウンセラーへの道を調べていると、出てくる資格は「大学院を卒業していること」という条件のものが目に付くかと思います。
その中でも珍しい、大学卒業前に取得できる「認定心理士」の資格についてご紹介します。

特に現在大学在学中でスクールカウンセラーを目指している人や、大学進学を控えている学生などは、ぜひチェックしていただきたい資格になりますので、こちらの解説を是非一読ください。

認定心理士とは?どんな資格なの?

認定心理士は、公益社団法人日本心理学会が認定する資格になります。
心理学の専門家として仕事をするために必要な、最低限の標準的基礎学力と技能を習得しているということを、日本心理学会が認める資格になります。

この認定心理士は、スクールカウンセラーの職業に就くために、持っておくとプラスになる資格として注目されています。

なお、自治体の募集要項によると、認定心理士の資格を持っている人は、「スクールカウンセラーに準ずる者」の枠で応募することができます。

臨床心理士や精神科医のように難易度は高くありませんが、心理学の基礎知識を習得しているという証明になるため、スクールカウンセラーとして働く可能性を高める資格になりますので、カウンセリング業務に就きたい場合や、心理系の仕事に就きたい人には、取得をオススメできる資格です。

また、こちらは珍しく「大学在学中」に取得申請ができる資格になりますので、卒業までの時間をもて余すことなく、スクールカウンセラーを目指すことができるのです。

申請条件については、次の項目で詳しく説明します。

大学卒業前に申請できるってどういうこと?申請条件は?

認定心理士の資格取得のための申請条件を詳しく見ていきます。

日本心理学会によると、認定心理士資格申請の種類は以下の3つです。
(A)認定申請(大学卒業後の申請)
(B)仮認定申請(大学卒業前の申請)
(C)日本心理学会会員の優遇措置

(A)認定申請は、大学卒業後に審査に申し込みをする申請方法。
(B)仮認定申請が、大学在学中に審査申し込みをする申請方法です。
(C)日本心理学会会員の優遇措置については、日本心理学会に5年以上連続して正会員として在籍していることという条件があるので、今回は触れません。

認定の際に必要な心理学関係科目は、基礎科目・選択科目の中でいくつかの領域に分類され、さらに必要な単位数が決められています。

【基礎科目】
a:心理学概論
b:心理学研究法
c:心理学実験

※aは4単位以上、b,cは合計8単位以上(cは4単位以上)

【選択科目】
d:知覚心理学・学習心理学
e:生理心理学・比較心理学
f:教育心理学・発達心理学
g:臨床心理学・人格心理学
h:社会心理学・産業心理学

※d~hのうち3つの領域で、それぞれ4単位以上、合計16単位以上

【その他の科目】
i:心理学関連科目卒業論文・卒業研究

※a~iで合計36単位以上を習得していることが必要です。

(A)(B)どちらも認定方法は同じですが、大学在学中に申請する場合は、「仮認定」として「仮認定証」が発行されます。

大学卒業後にあらためて、卒業証明書の提出と、正規の認定に替える手続きをおこなう必要があります。

大学卒業後に申請する資格が多い中、在学中に申請することができる認定心理士は非常に珍しい資格です。

申請方法や必要な費用とは?

認定心理士は、資格取得のための試験はなく、日本心理学会に申請し、審査してもらうことで認定を受けます。

申請書類は以下の10種類あります。
①(様式1)認定心理士資格認定申請書
②(様式2)履歴書
③(様式3)心理学関係科目修得単位表
④(様式4)基礎科目c領域実験実習リスト
⑤(様式5)審査料払込控貼付用紙・IDカード用写真添付用紙
⑥官製はがき
⑦基礎科目a,b,cのシラバスのコピー
⑧会員優遇措置の場合は担当科目のシラバス
⑨成績証明書または単位取得証明書
⑩卒業証明書(B:仮認定の場合は卒業見込み証明書)

自分の申請する種類(A~C)によって、提出する書類が変わってきますので、日本心理学会のホームページから確認してみてください。

認定心理士の資格取得の流れは、まず申請書類の提出とともに審査料10,000円を振込します。
その後、日本心理学会にて審査がおこなわれ、審査に合格すると、「認定の通知」と「認定料の郵便振替用紙」が送付されてきます。

認定料30,000円の振込が確認されると、「認定心理士認定証」と、カード形式の「認定心理士証」というIDカードが届きます。
大学卒業前に「仮認定」を申請した場合は、「仮認定証」が届くので、卒業後に卒業証明書を提出し、正規の認定を受ける必要があります。

仮認定証の有効期間は卒業見込証明書に記載された「見込年月」の末日になりますので、卒業時点で正規認定の手続きをおこなうようにしてください。
認定心理士は更新の必要がないため、一度認定を受ければ、その後の手続きは不要です。

まとめ

スクールカウンセラーになるために生きる資格である認定心理士についての解説ですが、いかがでしたでしょうか?

大学卒業後に申請する資格が多い中、在学中に申請することができる認定心理士は非常に珍しい資格です。
また、これらのスクールカウンセラーを目指す上で有利になる資格は他にも存在しております。
それらに関しましてはスクールカウンセラーへの道。結局どの資格が有利なの?の記事やスクールカウンセラーに必要な資格「スクールカウンセラーに準ずる者」って何?の記事に詳細がございますので、是非ご覧ください。

スクールカウンセラーになるために必要な資格ではありませんが、スクールカウンセラーになるために有利な資格なのは間違いないため、取得を視野に入れるのも非常に良いかと思います。

給料はどのくらい?スクールカウンセラーの時給

現在、非常に注目されており、また、人気があるのが、スクールカウンセラーという職業です。

スクールカウンセラーは、青少年の育成にも携われるために、やり甲斐あり、今度はさらに注目されると考えられます。

まず初めに、スクールカウンセラーの給料について解説します。時給にするとどれくらいもらえるのか、といったことについて確認してみましょう。金額によっては、あなたのやる気に火を付けるかもしれません。

精神科医や臨床医心理士の資格を持っている場合

・時給で5,000円から6,000円前後

地域によってもだいぶ差があるのは確かですが、非常に高額であるのはわかると思います。

しかし、精神科医の資格と臨床心理士の資格を持っている方は極端に少ないのです。もちろん、その二つの資格を持っていなければスクールカウンセラーになれないわけではありません。心理カウンセラーの資格を持っていれば働けるのです。ただ、時給については、かなり変化があるので注意しましょう。

ちなみにスクールカウンセラーの仕事は週に30時間前後になります。1つの学校につき週に15時間から20時間受け持ちます。2校受け持つと30時間から40時間になるわけです。

仮に30時間で時給5,000円として計算すると、週に15万円になります。4週で60万円となるわけです。

ただし、学校に勤めることになるので、長期休暇中の稼ぎが悪くなる、といった特徴もあるので覚えておきましょう。

心理カウンセラーの資格の身を持っている場合

・時給で2,000円から3,000円程度

高いところになると3,500円程度になりますが、基本的には3,000円程度です。前述した精神科医や臨床医心理士の資格を持っている場合と比べると大きな差があるわけですが、それでも他の資格と比べるとかなり稼ぎの良い仕事であることが分かりますよね。

仮に時給3,000円で週に30時間勤務したとします。週休に直すと、9万円になるわけです。4週間で1ヶ月とすると月給は36万円になります。それだけの報酬が安定的に入ってくるわけですから、非常に稼ぎの良い仕事、と判断してもよいかもしれません。

もっともよい条件といわれる3,500円で週に40時間働いたとすると、週給14万円にもなります。4週間で56万円にもなる可能性を秘めている仕事がスクールカウンセラーです。

心理カウンセラーになるとどんな職場で働けるのか?

テレビのニュースなどでよく耳にする職業となったのがスクールカウンセラーです。大きな事件が起きたりすると、子供は影響を受けます。その影響をを少しでも減らすようにするのが、スクールカウンセラーの役割なのです。

そのスクールカウンセラーになるための資格が「心理カウンセラー」になります。こちらでは心理カウンセラーの資格を取得するとどんな職場に就けるのか、といったことについて詳しく説明します。

学校で働ける

・小学校
・中学校
・高校など

心理カウンセラーは学校での仕事があります。スクールカウンセラーとしての需要が非常に高まっているのです。

例えば、最近ではいじめの問題がクローズアップしています。自殺をしてしまう生徒も居るわけです。そういった状況を防ぐためにも、しっかりと対応しなければなりません。

いじめを受けている生徒をフォローしたり、いじめが起きないような環境づくり、といったことを考える必要があるのです。

また、最近では親御さんに対するカウンセリングの業務もあります。シングルマザーやシングルファーザーも多くなりました。子育てに関する悩みを多く抱えているのです。スクールカウンセラーとして活躍したいと思うのであれば、人生経験の豊富さ、といったことも重要になります。

企業で働ける

・大企業や中小企業で働けることも

少し意外に感じるかもしれませんが、心理カウンセラーは企業でも大いに活躍しているのです。最近話題になっていますが、鬱で休職してしまう社員が非常に多くなっています。休職されてしまうと企業としても大きな損失です。そうならないようにするためにも、心理カウンセラーを雇っているケースが少なくありません。

さらに、新人社員がすぐにやめてしまうケースも多いわけです。新人社員の相談にのることも心理カウンセラーに求められた重要な仕事内容になります。

医療機関で働ける

・病院
・診療所
・介護施設など

基本的には患者さんの悩みに相談に乗るのがメインの業務です。しかし、働いている方の相談祈るケースも最近では増えており、医療機関での心理カウンセラーの需要が高まっているのです。

医療機関の離職率は非常に高く、経営側としても心理カウンセラーには期待しています。

まとめ

・心理カウンセラーになれば就職の心配はない

これだけたくさんの職場があるわけです。需要も高まっているので、就職時の心配はほとんどありません

都会でも地方でもスムーズに就職できるケースが多くなっています。安心して資格取得を目指しましょう。

心理カウンセラーの適正|向いている人とは

心理カウンセラーの資格を活かすためには、そもそも適正が重要になります。せっかく資格を取得したとしても、適正が全くないケースも十分に考えられます。取得自体が無駄になってしまうかもしれないので注意しましょう。

こちらでは、どういったタイプの方が心理カウンセラーに向いているのかをお話します。資格取得を前向きに考えている方、スクールカウンセラーとして働きたいと思っている方は必見です。

相談しやすいと感じさせる雰囲気を持っていること

・話を聞くのが仕事でもある

人にはそれぞれの悩みがあります。心理カンセラーとしては、その話を聞かなければ仕事にならないわけです。相手の話を聞く姿勢がしっかりとなければなりません。

【自分の考えを押し付ける】
【相手の話を聞かない】
【自分の話ばかりしてしまう】

このような方は、心理カウンセラーとしては向いていません。相談者の悩みに耳を傾け、一緒に解決策を探っていくのが仕事なのです。

確かに、勉強をすれば資格は取得できるかもしれません。しかし、資格の取得と、実際に働くのとでは全く違います。実践で結果が出なければ、心理カウンセラーとしては意味がないのです。

・無口の人は心理カウンセラーの適正はないのか?

決してそのようなことはありません。心理カウンセラーとして最も大事な資質が「聞き上手」なのです。聞くことがしっかりとできれば、話すのがそれほど得意な方でなくてもつとまります。

色々な悩みを聞き出してスッキリさせてあげるのも、大きな仕事の一つですよ。

観察力があること

・喋りたいことを見つけ出す

人間は、本当に話したいことを隠してしまいがちです。何を話したいのかを、見つけてあげなければなりません。本当に悩んでいることを発見して、それに対して解決策を探っていくわけです。

話していると、自然と他に話したいことがありそうだな、と感じる時が来ると思います。その時に、自然と話しを促してあげるだけで、良い心理カウンセラーになれますよ。

スクールカウンセラーとしての適性について

・子供の対応ができること

子供が嫌い、といった方も少なくありません。スクールカウンセラーは基本的に子どもたちに対応することになります。子供嫌い、といったことは言っていられないのです。

【自分に子供が居る】

このような方には適正がある可能性もあります。子育て経験がある方は、スクールカウンセラーとしても活躍しやすいですよ。

スクールカウンセラーになるためのスクール選び

スクールカウンセラーとして働くためには、しっかりと資格を取得しなければなりません。資格を習得できて初めて仕事が出来るわけです。もちろん、精神科医や臨床心理士の資格が必ず必要なわけではありません。心理カウンセラーの資格を持っていればスクールカウンセラーになれるのです。

ここでは、スクールカウンセラーになるためのスクールの選択方法について詳しく解説します。

どんな授業内容のスクールがおすすめなのか?

・研修に力を入れているところがおすすめである

スクールカウンセラーについては、とにかく実践が重要になります。相手の性格や行動をどう理解して行ったらいいのか、さらにどんなタイプの人がいるのか、といったことは習っただけでは理解できません。実践をして初めて詳しく把握できるようになるのです。

また、プロのカウンセラーの講義が受けられるのかも確かめなければなりません。実践を経験している方の体験談などを知ることで、どんどんとスキルアップするものです。

・臨床心理士の資格を目指す必要はない

スクールカウンセラーとして働きたい場合には、上位資格と言っても良い、臨床心理士の資格は必要ありません。心理カウンセラーの資格のみでも対応できます。

そもそも、臨床心理士は指定されている大学院に入らなければならないのです。わざわざ大学院に行くのは大変ですよね。ですから、専門学校へ通うことで取得できる心理カウンセラーを目指しましょう、

費用に注目したスクール選びも大切である

・一般的な心理カウンセラーの資格取得に必要になる費用とは?

数万円から40万円ほどになります。かなりの開きがありますよね。もちろん、高ければ良い、といったわけではありませんし、安ければダメ、といったわけでもないのです。

ここで注目してほしいのが、自分がスクールカウンセラーになるためにどのくらいの費用をかけられるのか、といったことです。そんなにかけられないのであれば、安いところを中心に探せば良いですし、費用がかかったとしても構わないのであれば、高めのスクールを狙っても良いです。

ちなみ、授業料に関しては、講義の時間によっても大きく左右されます。安いところは講義の時間が少ないケースも多いので、事前に必ずチェックしておきましょう。

※スクールカウンセラーの年収は、400万円から500万円を超えることも少なくありません。ある程度の費用をかけて資格を取得しても構わないほど稼げる仕事なのです。

心理カウンセラー講座の資料請求方法

スクールカウンセラーになるための近道が、心理カウンセラーになります。実際に多くの方が心理カウンセラーの資格を取得して、スクールカウンセラーとして活躍しています。

そこで注目してほしいのが、心理カウンセラー講座の受講になります。たくさんスクールで行っていますよね。どこで選んだらいいのか悩んでいる方も少なくありません。

こちらでは資料請求といった、おすすめのスクール選びの方法について詳しくお話します。

多くのスクールの資料を一度に請求できる

・比較検討がしやすい

資料を請求できるので、家に居ながらにして情報を集められます。さらに、複数の資料を請求できるので、各スクールの特色などを一度に比較できるのです。


授業内容
授業の時間
教材
費用
実績

などなど、比較できることは少なくありません。

たくさんの情報から総合的にスクールを選びたい、と思っている方はぜひ資料請求をしましょう。

資料請求をするとお金がかかるのか?

・完全無料で利用できる

送料についてもスクール側が負担してくれるので一切心配ありません。ネット上で資料請求したい旨を伝えて、こちらの住所などのちょっとした個人情報を提供すればよいだけなのです。

ほんの数分あれば、スクールカウンセラーへの扉が開かれるわけです。いつまでも悩んでいないで、まずは資料請求してみましょう。その結果、資格取得を断念したって良いわけです。

お金がかからないので気楽に資料請求しましょう。

おすすめの資料請求サイトはあるの?

・「ケア資格ナビ」がおすすめ!

多種多様な講座やレッスン情報がある巨大なサイトになります。そちらには、スクールカウンセラーになるための心理カウンセラー講座の資料請求も受け付けています。

・「ケア資格ナビ」における資料請求方法とは?

まずは、地域を選択してください。東京の方は「東京で探す」といったものがありますのでそちらをクリックします。

そうすると講座名がいくつも出てくると思います。通学タイプだけではなく、通信タイプの講座も出てくるので、お好きなモノを選択してください。

たくさんの講座の資料を請求したい場合には、「すべての講座に一括チェック」を押せば全部にチェックされ、資料請求が一括で出来ます。

あとは、個人情報を少しばかり記入するだけです。たったそれだけの行動で、スクールカウンセラーになる第一歩を踏み出せます。


心理カウンセラー


スクールカウンセラーとして働くための面接準備

スクールカウンセラーになるために、心理カウンセラーの資格をとるなど努力しても、結果的に採用されなければ意味がありません。

ここでは、スクールカウンセラーとして採用されるための面接の準備について詳しく解説します。採用されるコツにも関わってくるので注目です。

面接の予約を入れること

・相手の予定も考える事

こちらの希望日時を伝えることはもちろん大切です。しかし、こちらの要望だけを押し通してしまうのはあまり良いことではありません。自己中心的な人物であると判断されかねません。

スクールカウンセラーとして働くわけですから、柔軟な対応ができるのか?といったことについても確認されることになります。

いつでも大丈夫な時は、「いつでも大丈夫です」と伝えてください。また、「午前中なら対応できます」や「午後なら対応できます」といった感じであれば、相手側も予定が入れやすいです。

注意したいのが、「◯日の◯時から◯時までなら大丈夫です」と完全に時間指定してしまうことです。面接自体がキャンセルされてしまう可能性もあるので、柔軟な対応をしてください。

面接時間がどれくらいになるのかを前もって知っておくこと

・一般的な就職の面接に比べて長めである

一般的な就職の面接は、短ければ5分から10分です。長くても20分から30分程度でしょう。短い時間となるので、聞かれる内容は基本的に予想したとおりになるケースが多いです。

一方の、スクールカウンセラーとしての面接はかなり長く設定されます。20分から30分が基本で、長くなると60分近くになることもあります。

スクールカウンセラーの役割が重大になっています。最近では、大きな事件が起きると生徒の影響も考えて、スクールカウンセラーが多くの生徒に対応する例もあるのです。信頼できる相手を採用したい、といったこともあるので、より時間をかけて面接をするケースが増えてきました。

スクールウカウンセラーは非常勤である

・常勤でないことを知ろう

スクールカウンセラーは就職しやすいですが、常勤の職員ではなく、基本的には非常勤になります。このことをまず理解して面接を受けることが肝心です。

さらに、一人で2校から3校担当することも事前に把握しておくべきですよ。

非常勤の職員として、1年ごとの更新があります。ちなみに、1つの学校につき3年から5年程度勤務するケースが多いです。

スクールカウンセラーの面接で聞かれること

スクールカウンセラーとしての採用面接に望む時には、どんなことが聞かれるのでしょうか。そしてどのように回答すればよいのでしょうか。

ここでは、

面接で聞かれやすい質問
質問に対する有効な答え

以上の2点を中心にして解説します。

自分にスクールカウンセラーが向いていると思う理由は?

スクールカウンセラーとしての適性を質問してくることが多いです。適正がない人を採用することは出来ませんので、非常に重要な質問になります。

ほとんどの面接で聞かれることになるので、良い答えを用意しておくべきです。

・理想的な解答とは?

困った人の手助けになりたい。人の話が聞くのが好きである。話しやすい雰囲気を作るのが得意である。心理カウンセリングの勉強をするのが好きである。

以上の内容について自分なりにまとめ上げて回答しましょう。

その時に、ちょっとした体験談を交えると適性の説得力が増します。学生時代のことでも良いです。友人からの悩みを聞いて、どんな回答をしたのかを話してみるのも効果的です。

保護者からクレームの電話を受けた時はどうするか?

近年の学校で特に大きな問題になっているのが、生徒の親の存在です。モンスターペアレントといったものが実際に多くおり、教育機関は苦慮しているのです。

スクールカウンセラーが生徒の保護者に対応することもあり、どんな対応が適切であるか問うた質問になります。

・理想的な回答とは?

最も大切になるのが、自分一人で対応しようとしないことです。「担任の先生や管理職の先生に報告をする」が、理想的な回答になります。

会社では「報連相」が大切とされます。報告・連絡・相談のことを指しますが、自分一人で先走って行動してはいけないのです。学校でもそれは同じことで、必ず報告してから先に進む必要があります。

特に保護者対応を誤ってしまうと、多くの先生に迷惑をかけてしまいます。

スクールカウンセラーになったら何をするか?

アナタがどんなスクールカウンセラーを目指しているのか、といったことに関わってくる質問です。この質問に関しては、理想的な答えをしても良いですが、できれば現実に即した理想論を語るのがベストです。

あまりに現実論で語ってしまうと、意識を低くみられてしまうこともあるので注意してください。

・理想的な回答とは?

「生徒たちが前向きに行動できるように、親身になって対応していきたいと思います。学校の雰囲気も良くなるように、声掛け活動も行いたいです。」といったような回答がおすすめになります。

できるだけ明確に応えるのが、良い印象を与えるコツですよ。

スクールカウンセラーを目指す理由|やりがい

スクールカウンセラーを目指す目的について考えてみましょう。

どんな仕事であろうと、やりがいがなければ続きません。スクールカウンセラーの魅力にも関わるお話をさせてもらいます。

悩んでいる子どもたちを支えられる

・不登校児の支援ができる

あなた自身が不登校になってしまった経験もあるかもしれません。本当に辛かったと思います。そんな時に、自分を支えてくれる人間がいれば、と思うこともありますよね。

その支える側に建てるのがスクールカウンセラーといった職業なのです。

不登校児になってしまった後の対処も出来ますし、不登校児になる前の対処もできます。

不登校児になってしまった生徒が再び学校に通ってくれるようになれば、これ以上嬉しい事はありませんよね。

スクールカウンセラーの仕事は「人間対人間」なのです。難しいからこそのやりがいが実際にあります。

自分の学生時代の経験が活かせられる

・学生時代の悩みが役立つ仕事である

学校には、様々な悩みを抱えた生徒が通っています。家族に問題を抱えている場合、先輩との関係に悩んでいる場合、クラスメイトとの関係に悩んでいる場合などなど、その種類も様々です。

あなた自身も、学生時代には何らかの事に悩んでいたはずです。その悩みを持っていた経験が、学生から相談を受けた時に活かせます。

自分の悩みであったことが無駄にならない職業がスクールカウンセラーです。

どこまでも高みが目指せる職業である

・解決策が無限にある

生徒の悩みに寄り添って、前向きに解決させていくのが仕事になりますが、どれが最も正しい解決方法であるかは事前には分かりません。あまりうまくいかないこともあります。

上手くいかないこともあるからこそ、自分を高めるために勉強を積極的に行うケースも多いのです。スクールカウンセラーとして就職した後も、勉強することはたくさんあります。

極められないからこそのやりがいがある職業です。

給与が高めに設定されている

・時給で3,000円以上も可能

持っている資格にもよりますが、臨床心理士、精神科医など国家資格系を持っていれば時給で5,000円を超えることもあります。

非正規雇用になるので生活が絶対に安定する、といったことは言えませんが、一定以上の生活水準が確保できるほどの稼ぎは十分に期待できる職業です。

仕事のやりがいとして、どうしてもお金を避ける事は出来ません。その点をスクールカウンセラーはクリアしているのです。

スクールカウンセラー採用決定後に行うべきこと

スクールカウンセラーの採用が決定して、安心してなにもしないのはよくありません。採用されたら、すぐに準備にとりかかるべきなのです。

ここでは、スクールカウンセラー採用決定後の準備について詳しく解説します。実際に採用が決まった人、採用が決まりそうな人は必見です。

派遣予定先を調べること

・どんな学校であるかを確かめる

スクールカウンセラーとして採用が決まると、教育委員会より各学校に派遣されることになります。その派遣予定先の学校について、何も調べないで行くのは危険です。

派遣されて、すぐに大きな問題に対処しなければならないこともあります。学校について下調べをしておかないと、大きなミスを犯してしまうことも考えられるのです。

まずは、アクセス状況などを確かめます。自宅からどれくらいの距離にあり、通勤時間はどれくらいかかるかを、実際に訪問して確かめてみましょう。

・特に把握しておくべきこと

学校の規模を確認するべきです。児童の数やクラスの数をチェックしておきましょう。学校の規模によって起こる問題と、起こらない問題もあります。問題の見えやすさにも関わってくるのです。

人数の少ない学校は問題があれば見えやすいですが、生徒数が多い学校になると問題が埋没している例もあるのです。

学校が生徒へのカウンセリングを重視しているかも確かめるべきです。熱心な学校では、定期的に生徒へのアンケートを実施しています。もしも行っていないのであれば、赴任後に学校に働きかけるのもおすすめですよ。

前の派遣されていたスクールカウンセラーから引き継ぎを実施する

・連絡を取ること

前にスクールカウンセラーが派遣予定先の学校に派遣されていたのであれば、その方と連絡をとってください。

連絡をして引き継ぎを実施するのです。ただし、引き継ぎ時間はそれほど長くはありません。また、前任者が誰であるかを確かめるのも簡単ではありません。

引き継ぎの期間としては、3月の中旬から4月の前半くらいまでに済ませなければなりません。前任者が誰であるかわからない場合には、自治体の臨床心理士会に教えてもらうことができます。

・どんな引き継ぎを実施すればいいのか

どのような問題が発生していたのか、といったことを詳しく聞き取りを行うべきです。さらに、今後起こりそうな問題点についても聞きましょう。

生徒だけでなく、先生に関する情報も合わせて聞いておきましょう。どの先生を窓口にして諸問題を解決してきたのかを聞くことにより、赴任してからの仕事のしやすさもずいぶんと変わってきます。

スクールカウンセラーは学校に通う必要なし?

スクールカウンセラーになるためには、特殊な資格を取るために学校に通わなければならない、といった印象があります。

実際にスクールカウンセラーになるためには学校に通わなければならないのでしょうか。独学でなることは出来ないのでしょうか。詳しく解説します。

学校に通わなくてもスクールカウンセラーにはなれる!

・通信講座でも十分に対応できる

完全に独学は難しいですが、通信講座で勉強して資格を取得し、スクールカウンセラーになった例はいくらでもあります。

通信講座であれば自分の時間を有効的に使えるようになります。学校に通わなければならないとなれば、通学の時間もかかってしまいます。仕事をしている場合には、仕事終わりに寄るような事も考えなければなりませんし、折角の土日の休みをスクール通いに費やさなければならないのです。

通信講座は、自分のペースで勉強を勧められます。毎日勉強するのが理想ですが、どうしても勉強できない時は、翌日にまわすことも出来ます。通学に時間を撮られないのも大きなメリットです。

通信講座で取得できる心理系の資格とは?

かなりたくさんの資格があるので、一部を抜粋して掲載します。

・産業カウンセラー
・メンタルケア心理士
・メンタルケア心理専門士
・メンタルケアカウンセラー
・青少年ケアストレスカウンセラー
・高齢者ケアストレスカウンセラー
・上級心理カウンセラー
・認定心理士
・心理相談員
・応用心理士
・メンタルケア・アドバイザーなど

通信系でもこれだけの心理系の資格が取得できるわけです。中には短期間での取得が目指せるものもあり、本格的な心理資格を取得する前に、とりあえず取得してみることもおすすめです。

通信講座で心理系の資格取得にかかる時間と費用はどれくらい?

・最短1ヶ月から1年程度

資格の難易度によって、かなり期間には差があります。スクールカウンセラーとしての仕事に確実に役立てたいのであれば、期間が長い難易度の高い資格を目指すべきです。

・受講料金は数万円から数十万円

こちらも難易度に比例して変わってきます。安いものは難易度が低い資格で、高いものは難易度が高いです。

確実にスクールカウンセラーになりたい時に取得しておくべき資格

・臨床心理士
・学校心理士
・臨床発達心理士

この3つの資格は学校に通わなければ資格取得は出来ません。

大学院で心理学を終了していることが受験資格とされてしまっているのです。スクールカウンセラーを本格的に目指している方は、大学院を考えなければなりません。


心理カウンセラー


スクールカウンセラーと先生たちとの関係性

スクールカウンセラーとして仕事をするにあたり、重要になってくるのが先生との関係性です。先生と上手くいくようにするためには、職場ではそれぞれの先生とどのような関係性にあるのかを知らなければなりません。

まずは校長先生との関わり、そして教頭先生、さらに諸先生の関係性について順を追って説明します。

スクールカウンセラーと校長先生との関わりあい

・最終責任者が校長先生である

学校で最も大きな責任をもっているのが校長先生です。

スクールカウンセラーとの関わりあいとして注目して欲しいのが、基本的な方針は校長先生が決める、といったことです。例えば、生徒にアンケートを取って学校の問題点を探ろうにも、校長先生の許可が必要になります。

・スクールカウンセラーへの方針を決めるのも校長先生

校長先生が求めている仕事を行うのもスクールカウンセラーの役割です。もちろん、カウンセラーは専門家でもあるので、独自の考えを持って行動することもある程度は認められます。

しかし、学校側がどのようなことに力を入れて欲しいのかを把握しておくことも大事なのです。

・非行問題
・いじめ問題
・発達障害児童への対応

など様々なテーマが実際にあり、その中で最も力を入れてほしいことを校長先生に確かめておきましょう。

スクールカウンセラーと教頭先生の関わりあい

・管理職であり現場のまとめ役である教頭先生

職員室にずっといるのが教頭先生なので、上司に当たる存在で関係が特に深くなります。

教頭先生が学校の全体を把握しているので、仕事をするに当たり良き相談相手になってくれます。カウンセラー活動の方向性を二人で考えるようなこともおすすめです。

教頭先生との人間関係はしっかりと構築しておく必要があります。仕事終わりに食事に誘われたら、参加するのも人間関係を円滑にするコツです。

その他の諸先生とのかかわり合い

・担任の先生からの聞き取りは定期的に行うこと

クラス内で問題が発生しているケースが非常に多いです。担任の先生が児童と最も接するケースが多く、スクールカウンセラーとして聞き取りを行っておく必要があります。

問題のある生徒の普段の生活態度なども確認しておきましょう。

・生徒指導主任と連携すること

問題のある生徒を指導する立場にあるのが、生徒指導主任です。スクールカウンセラーとしても密に関わって対応する必要があります。

生徒指導主任から相談を受けることもあり、ある程度の情報を事前に集めた上でアドバイスすべきです。

校内で注意すべき場所とは?

スクールカウンセラーとして赴任する時に、事前に知っておきたいのが学校内で問題のおきやすい場所です。把握しておくことで、学校の問題を未然に防げます。

また、校内の特定の場所を確認することで学校の雰囲気がわかることもあります。

こちらでは、学校の特定の場所からスクールカウンセラーとして感ずべきことをお話しします。

掲示物から校内の問題を探る

・掲示物がしっかりと貼られている状態であれば問題ない

校内の様々な場所に掲示物があります。書道の作品やちょっとしたスローガンが書かれているポスターが貼られていたりしますよね。

それらの掲示物が極端に少ない学校は、問題があるケースが多いです。貼ったとしても、すぐにいたずらされて剥がされてしまうケースが多いから掲示物を減らしている、と判断できるのです。

ポスターや標語、さらに様々な生徒たちの作品がしっかりと貼られている場合には、管理が行き届いていると考えられます。学校としても生徒の制御ができている、となるわけです。

保健室の利用状況から校内の問題を探る

・保健室に入り浸る生徒がいるか

最近問題になっているのが、保健室登校と呼ばれているものです。教室に行くのではなく、保健室に行ってそこで過ごす生徒が各学校に何人かいるケースが少なくありません。

問題があるからこそ、そういった行動を撮っているわけでスクールカウンセラーとして対策しなければなりません。

・保健室の先生との情報交換が出来るようにしておく

保健室の先生からの情報提供を定期的に受けられるようにしておくべきです。どんな生徒が定期的に保健室を利用しているのかも確認しましょう。

カウンセリング室の位置に注意すべき

・生徒の往来があまり多くない場所が適切

生徒が行き交うような場所にカンセリングルームが設置されていると、生徒が利用しにくくなってしまします。保健室の近くにあるような立地条件が適切です。

もしも、適していない場所に設置されていると感じた場合には、校長先生や教頭先生などに相談してみるのもひとつの手立てになります。

校舎の周辺を定期的にチェック

・煙草の吸殻が落ちていることも

中学校になると非行に走って、隠れて喫煙している生徒も少なくありません。校舎の周辺をチェックすることで、その学校の非行状況も見えてきます。

・生徒が授業中に教室を抜けだしていることも

授業を受けないで、校舎の隅っこのほうでタムロしている生徒がいる場合もあります。先生と生徒の関係性を探ることが校舎の周辺でも出来るわけです。

学校が求めるスクールカウンセラーの役割

スクールカウンセラーはとして活躍するためには、学校側がどんなことを求めているのかを知る必要があります。

ここでは、学校が求めているスクールカウンセラー像について詳しく解説します。

生徒と保護者への支援方法のアドバイス

・先生のサポートをする

先生は激務の状態が続いています。授業を教えて、担任もして、部活の顧問もしなければならない、といったことも少なくありません。その上で、生徒の生活指導や保護者対策までしなければならないのです。

最近では、先生の過労が指摘されており、実際に病気になって休職してしまう例が多いです。

スクールカウンセラーはそんな先生の、生徒への対策や保護者への対策のサポートを期待されているのです。

生徒の状況から家庭環境などを鑑み、その上で適切な対応方法を教えてほしいわけです。しかし、これは非常に難しく、そう簡単に答えが出せるわけではありません。

まずは、先生から詳しい状況を聞き、機会があれば生徒にもカウンセリングを実施してください。その上でどのような方向性で生徒対応をしたらいいのかを協議するべきです。

校内の問題点の指摘

・問題を未然に防いで欲しい学校

問題がおきてからでは遅いケースも少なくありません。近年では、いじめを苦にした生徒の自殺問題もクローズアップされています。学校としても、取り返しの付かない問題に発展する前に状況を好転させたい、と願っています。

そのためのスクールカウンセラーでもあります。生徒の問題点に向き合ってくれる存在でもあるので、不登校になる前に対処してもらいたいと思うものですし、いじめが起きないような状況を作って欲しい、と思っているのです。

しかし、問題を未然に防ぐのは簡単なことではありません。先生との間に太いパイプを築き、定期的に生徒の様子も確認しておかなければならないです。

また、カウンセリングルームの利用しやすい環境づくり、といったことも前向きに考えましょう。未然に問題を防ぐためには、相談に来てもらいやすい状態にするべきなのです。

先生から警戒されることもあるスクールカウンセラー

・うるさく指導されるのではないか、と勘ぐる先生も多い

先生との関係をしっかりと構築しなければ、学校の求める役割を達成することは出来ません。

しかし、先生側ガスクールカウンセラーと壁を作ってしまうこともあります。口うるさく指導されてしまうのではないか、と思われているのです。

気さくで話しやすい雰囲気作りもしておきましょう。実はスクールカウンセラーには雑談力も求められているのです。仕事だけの堅い雰囲気だと、カウンセラーとして成功しづらくなるので気をつけてくださいね。

いじめ問題でスクールカウンセラー取るべき行動

学校で起こる問題として、最も重大とされるのが「いじめ」です。各教育機関でも最優先の解決課題とされていますが、なかなか無くならないのが実態です。

スクールカウンセラーとしても頭を痛めやすい「いじめ」ですが、実際にどのように対処すべきなのでしょうか。完璧な解決策はありませんが、より良いと思える方法をお話しします。

いじめの実態をしっかりと把握すること

・聞き取りを行う

いじめはクラスや部活などで行われているケースが極めて多いので、担任の先生や部活動の顧問の先生から詳しく話を聞きます。そもそも、先生がどこまで実態を把握しているかを確かめるのです。

先生が本気でいじめ問題に正面から向きあえば、基本的にそれほど大きな問題になりません。ですから、先生への働きかけで解決策を探るべきです。

さらに、担任だけでなく学年主任や生徒指導担当教員からも聞き取りを実施してください。それぞれの先生が持っている独自の情報があるかもしれないのです。

いじめられている生徒に寄り添うこと

・頭ごなしに指導しないこと

いじめられた時には逃げ場を設けてあげることも大切です。学校を休みたければ、休ませてあげることも必要な対処法の一つなのです。学校に行かなければ、といった気持ちを少しでも取り去ってあげましょう。

保健室の先生とも連携して、保健室登校のような形で一時的に対応するのもお勧めです。

いじめられている子供に共通しているのが、クラスだけでいじめにあっているのに世界中の人が助けてくれない、といった感覚に陥っているということです。そうではない、とスクールカウンセラー自身が示さなければなりません。

最初は話を聞くことが最も大事です。どんな状況にさらされているのかを包み隠さず話してもらうのです。

スクールカウンセラーの強みは、あくまで先生ではないことです。担任の先生に言えないことも、気軽に話してもらえるチャンスが有ります。

いじめている生徒にもカウンセリングを行うこと

・加害者側のカウンセリングもしなければならない

いじめられている側のサポートだけでなく、いじめている側のサポートもする必要があります。

なぜ、いじめのような行動を起こしたのかを探るのです。本人の口から語らせることで、【こんな些細なことでいじめていたのか。】といったことを気づかせてあげることも出来ます。

さらに最近では、いじめっ子がいじめられっ子になってしまうこともあります。そんな負の連鎖を断ち切るためにも、被害者少年と加害者少年の両方をサポートするのです。

サブコンテンツ

このページの先頭へ