スクールカウンセラーについて

スクールカウンセラーになりたい!必要な資格や収入は?

近年、いじめの問題や不登校児の増加などの影響でメディアにも注目されているスクールカウンセラー。
それに伴い「スクールカウンセラーになりたい」と志望する人も増えてきています。

そんなスクールカウンセラーとは、いったいどんなお仕事なのか?
スクールカウンセラーになるためにはどんな資格が必要なのか?など、ご紹介していきます。

スクールカウンセラーの仕事とは?

そもそもスクールカウンセラーとはどのような仕事をするのでしょうか。
スクールカウンセラーとは、いじめや不登校などの話から、思春期特有の心の悩みまで、カウンセリングなどの相談業務をおこなう人のことを指し、時には教師や保護者と連携して、心理的な問題について対応していきます。

働く場所は主に学校などの教育機関で、各自治体の教育委員会が毎年募集をしており、最近ではフリースクールのような民間の施設でもスクールカウンセラーを募集しているようです。
スクールカウンセラーの任期は基本的に4月から翌3月までの1年間になり、募集人数は自治体によってまちまちです。

主な業務内容は、学校内での相談業務になり、近年は児童・生徒の相談にのるだけでなく、子育てに関する親の悩み相談を受ける他、生徒のみならずモンスターペアレントなどの対応に苦しむ同僚教師の相談にのったりすることもあります。
就業時間は5~6時間ほどが一般的で、夏休みなど学校が休みの時は当然勤務もありません。

スクールカウンセラーは当然ながら相手の話を聞き、「どうしていけば良いか」を一緒に考えてあげられる人が重宝されます。
もちろん相手が話を聞いてほしいだけという時は、それを叶えてあげるという対応力も大切です。
生徒たちと近い距離で接することが多いため、子供好きという方にも向いているかもしれません。

スクールカウンセラーになるために必要な資格とは?

スクールカウンセラーというのは職業の名前で、資格の名前ではありません。
では、スクールカウンセラーになるためにはどのような資格が必要になるのでしょうか。

各自治体が発表している募集要項の応募資格を見てみると、どこの自治体もだいたい同じような募集条件が記載されています。

スクールカウンセラー

ア 臨床心理士
イ 精神科医
ウ 児童生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有し、大学の学長、副学長、学部長、教授、准教授又は講師の職にある者又はあった者(※「児童生徒の臨床心理に詳しい大学教員」)

スクールカウンセラーに準ずる者

ア 大学院修士課程かつ相談業務1年
イ 大学卒業かつ相談業務5年
ウ 医師かつ相談業務1年

上記に当てはまるものがあれば応募することができます。

「スクールカウンセラー」として働くには、臨床心理士や、精神科医といった難易度の高い資格を所持していることが条件となります。
心理系の大学教員でも応募は可能ですが、現在スクールカウンセラーとして働く多くの人は、臨床心理士の資格を持っている人が多いようです。
このことからもスクールカウンセラーとして働くためには、指定大学院まで進んで臨床心理士資格を取得するのが一番の近道といえるのかもしれません。

ただ、難しい資格を取得しないとスクールカウンセラーになれないかというと、そうではありません。
スクールカウンセラーよりハードルが低めに設定されている「スクールカウンセラーに準ずる者」という枠があります。

こちらは比較的応募しやすい条件になっていて、基本的には心理系の大学等を卒業して、児童や生徒に対する相談業務の経験があれば応募することができます。
収入に少し差が出ますが、「スクールカウンセラーに準ずる者」として経験を積んでいくのもオススメです。

ちなみに「スクールカウンセラーに準ずる者」として応募する際には、心理カウンセラー等の資格を持っているとアピールポイントにすることができます。
具体的には、学校心理士、メンタル心理カウンセラーなど、種類も豊富ですので、自分の取得可能な資格を取って、スクールカウンセラーに応募してみましょう。

こちら、スクールカウンセラーに準ずる者に関する詳細はスクールカウンセラーに必要な資格「スクールカウンセラーに準ずる者」って何?のページに詳細を記載してありますので、是非参照してください。

スクールカウンセラーってどのぐらいの収入を得られるの?

各自治体によって給与の金額も様々ですが、一般的には以下のような水準になっています。

臨床心理士などの資格を持つスクールカウンセラーの場合

→時給5,000円~6,000円ほど

スクールカウンセラーに準ずる者にあてはまる人の場合

→時給2,000円~3,000円ほど

単純計算で週に5日、6時間ほどの勤務をしたとすると、週に9万円ほどの収入を得ることが可能なため、月給に換算すると36万円になります。しかし、毎週フルタイムで働けるとは限らないため、正確な詳細情報は、自治体に問い合わせして確認しましょう。

まとめ

スクールカウンセラーになるうえで必要な資格や仕事内容、お給料等について解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
これからいっそう注目が高まることが予想されるスクールカウンセラーの仕事。簡単な道ではありませんが、興味のある方はぜひ様々な方法で目指してみることを応援いたします。