いじめ問題でスクールカウンセラー取るべき行動

学校で起こる問題として、最も重大とされるのが「いじめ」です。各教育機関でも最優先の解決課題とされていますが、なかなか無くならないのが実態です。

スクールカウンセラーとしても頭を痛めやすい「いじめ」ですが、実際にどのように対処すべきなのでしょうか。完璧な解決策はありませんが、より良いと思える方法をお話しします。

いじめの実態をしっかりと把握すること

・聞き取りを行う

いじめはクラスや部活などで行われているケースが極めて多いので、担任の先生や部活動の顧問の先生から詳しく話を聞きます。そもそも、先生がどこまで実態を把握しているかを確かめるのです。

先生が本気でいじめ問題に正面から向きあえば、基本的にそれほど大きな問題になりません。ですから、先生への働きかけで解決策を探るべきです。

さらに、担任だけでなく学年主任や生徒指導担当教員からも聞き取りを実施してください。それぞれの先生が持っている独自の情報があるかもしれないのです。

いじめられている生徒に寄り添うこと

・頭ごなしに指導しないこと

いじめられた時には逃げ場を設けてあげることも大切です。学校を休みたければ、休ませてあげることも必要な対処法の一つなのです。学校に行かなければ、といった気持ちを少しでも取り去ってあげましょう。

保健室の先生とも連携して、保健室登校のような形で一時的に対応するのもお勧めです。

いじめられている子供に共通しているのが、クラスだけでいじめにあっているのに世界中の人が助けてくれない、といった感覚に陥っているということです。そうではない、とスクールカウンセラー自身が示さなければなりません。

最初は話を聞くことが最も大事です。どんな状況にさらされているのかを包み隠さず話してもらうのです。

スクールカウンセラーの強みは、あくまで先生ではないことです。担任の先生に言えないことも、気軽に話してもらえるチャンスが有ります。

いじめている生徒にもカウンセリングを行うこと

・加害者側のカウンセリングもしなければならない

いじめられている側のサポートだけでなく、いじめている側のサポートもする必要があります。

なぜ、いじめのような行動を起こしたのかを探るのです。本人の口から語らせることで、【こんな些細なことでいじめていたのか。】といったことを気づかせてあげることも出来ます。

さらに最近では、いじめっ子がいじめられっ子になってしまうこともあります。そんな負の連鎖を断ち切るためにも、被害者少年と加害者少年の両方をサポートするのです。

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