スクールカウンセラーとして役立つ!?民間の心理カウンセラー系の資格とは?

スクールカウンセラーとして働くためには必須の資格というものはありません。時給的には臨床心理士の資格を持っていたほうが良いのですが、必須とはいえないのです。

だからといって何も資格を持っていない、というのも不安でしょう。学校としてもカウンセラーとしての資質がある人物であるのかを判断できません。ですからメンタル系の資格を事前にとっておく、ということが必要になってくるわけです。

こちらではスクールカウンセラーになるために必須ではないものの、持っていても損することはない資格について解説していきます。気になるものがあったら、ぜひ取得を目指してみませんか。
資格を一つでも持っておくと、自信を持ってスクールカウンセラーに応募できるようになりますよ。

「ひきこもり支援相談士」について

・不登校児が多い学校に赴任したと気に役立つ

一般社団法人のひきこもり支援相談士認定協議会が認定する資格となっています。
現代社会では、特に不登校の子供が多くなっており大きな問題となっているのです。不登校のまま過ごしてしまうと、将来的に引きこもりになってしまう可能性も極めて高いので、そういった状況を産まないようにするためにも生み出された資格となっています。

ひきこもり支援相談士については、引きこもりをしているしている子供だけではなく家族へのケアも実施することになります。基本的には自宅に訪問して本人へのサポートやメンタルケアを実施するわけです。

・引きこもり診断士を取得するためにはどうしたら良いのか?

学歴などの条件は設定されていません。誰でも取得できるタイプの資格となっているのです。
取得方法としては、ひきこもり支援相談士養成講座を受講する、というものになっています。口座を受講し、添削課題とレポートの提出で修了となります。ひきこもり支援相談士認定狂気外から認定証書が貰えるので、それで取得完了となるわけです。

学校に通う必要はありません。DVD等を利用した通信講座での受講も可能となっているのです。取得までの期間は3ヶ月程度となっています。

・ひきこもり支援相談士が活躍する職場とは?

教育相談所や児童相談所、さらに各種医療施設となっています。
厚生労働省が関わっている引きこもり地域支援センターや子供・若者総合相談センターなどで相談員として働く機会もあります。

スクールカウンセラーとして働く前にそれらの現場で経験を積む、ということもおすすめです。

「産業カウンセラー」について

・企業で働く人のメンタルヘルスを担当する資格

大きな企業になると、何人もの社員が打つなどで休業してしまっている、という現実があるのです。そういった鬱による休業などを防ぐためにも産業カウンセラーの資格を持っている方を雇う、ということが多くなっているわけです。
ちなみに産業カウンセラーの資格は1960年に生まれたものであり、メンタル系の資格としてはかなり歴史があるタイプとなっています。

職場でのストレスや人間関係に特化した仕事を行っており、カウンセリングを実施し様々なアドバイスをすることになります。

産業カウンセラーを取得すると、その上級資格である「シニア産業カウンセラー」や「キャリアコンサルタント」を目指すことも可能であり、実際に取得した方も少なくありません。

・産業カウンセラーを取得するためにはどうしたら良いのか?

試験を受けて合格する必要があります。
試験は学科試験と実技試験の二つ用意されています。合格率は高めでありそれほど難しいわけではありません。ただし資格試験については誰でも受けられるわけではありません。受験資格が設定されているのです。

【産業カウンセラーの受験資格】

・成年に達した者で、協会が行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座を修了した者
・大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、A群からG群(※)までの科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得していることを要する。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。

※A群:産業カウンセリング、カウンセリング、臨床心理学、心理療法各論(精神分析・行動療法など)などの科目群
※B群:カウンセリング演習 カウンセリング実習などの科目群
※C群:人格心理学、心理アセスメント法などの科目群
※D群:キャリア・カウンセリング、キャリア概論などの科目群
※E群:産業心理学、産業・組織心理学、グループダイナミックス、人間関係論などの科目群
※F群:労働法令の科目群
※G群:精神医学、精神保健、精神衛生、心身医学、ストレス学、職場のメンタルヘルスなどの科目群

※JAICOのホームページ「産業カウンセラー試験」の「2017年度 受験資格について」より抜粋(参考:http://www.counselor.or.jp/examination/tabid/111/Default.aspx

上記の受験資格のうち、いずれか一つにでも該当していればOKです。ちなみに「協会が行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座」に関しては通信講座も用意されています。

・産業カウンセラーが活躍する職場とは?

基本的に大きな企業位が多くなっています。社員が多い企業は従業員のメンタルヘルスにも気を使っているケースが多く、そういった会社に雇われるケースが多くなっているのです。

基本的に大人に対応するわけですが、その経験は十分にスクールカウンセラーにも活かせます。

「認定心理カウンセラー」について

・メンタル系の資格の中で最もスタンダードなもの

認定心理カウンセラーはメンタル系の資格の中では最も知名度が高い、といっても過言ではありません。さらに信頼性も高まっています。
日本カウンセリング普及協会が認定している資格であり、取得をすると医療や福祉関係だけではなく学校などの教育関連機関などでも仕事ができるようになります。

スクールカウンセラーを目指すにあたり、最初に目指さす方が多い資格と言っても過言ではありません。

・認定心理カウンセラーになるためにはどうしたら良いのか?

認定試験を受けて合格しなければなりません。
認定心理カウンセラーの資格に関しては、1級と2級があります。2級は初級資格であり最初に目指す、という方も多くなっています。

【認定心理カウンセラー2級の受験資格】

・18歳以上であること
A:試験日までに日本総合カウンセリングが行う心理カウンセラー養成講座(全40回)を修了している者
B:大学の心理学部またはそれに隣接する学科を卒業している者

※年齢条件は絶対であり、さらにAかBのいずれか片方に該当している必要があります。
※日本カウンセリング普及協会「~平成29年度カウンセラー認定資格試験申込み要項~」より抜粋(参考:http://www.jcsa-web.or.jp/ninteishikaku.html

2級の試験は筆記の一次試験と実技の二次試験に分かれています。二次試験に進むためは1時試験を突破しなければなりません。

・認定心理カウンセラーが活躍する職場とは?

様々な職場で活躍しています。
医療機関や学校、さらに福祉の現場や企業などで活躍している方も少なくありません。カウンセリングに関する基礎的な知識と実技が学べる資格でもあるので、メンタル系の仕事をしていきたい、という方はぜひ持っておきたい資格なのです。

最近ではリラクゼーションなどの店舗で働く方が取得する、というケースも増えてきています。

「認定心理士」について

・心理学の基礎的な知識である

認定心理士の資格はそれほど専門的なものではありません。心理学のプロとなる入り口の資格、といっても過言ではありません。
産業カウンセラーや臨床心理士などへステップアップする方が取得を目指しているケースが多くなっているわけです。

基本的な心理学の知識やカウンセリング技術を持っていることを証明する資格となっています。

・認定心理士になるためにはどうしたら良いのか?

資格試験は実施されません。日本心理学会に認定申請することで。審査を通過すれば取得できるものとなっています。

【認定心理士の取得条件】

・16歳以降、少なくとも2年以上日本に滞在した人
・大学または大学院で、心理学や教育心理学などを専攻、卒業あるいは修了した人
・日本心理学会が指定する、心理学の単位を大学などで取得した人

※詳しい認定心理士の取得条件が知りたい方は、「日本心理士学会」の「単位認定基準(資格取得に必要な科目と単位)」(http://www.psych.or.jp/qualification/standard.html)を参考にして下さい。

ちなみに試験はありませんが審査料と認定料が発生します。
審査料は10,000円となっており、認定料は30,000円です。

・認定心理士が活躍する職場とは?

医療機関の心療内科や児童相談所、さらに社会福祉施設等で仕事ができるようになります。スクールカウンセラーとして働きたいのであれば、児童相談所などでの仕事を経験しておくと良いかもしれません。
ちなみにメンタル系の仕事を極めたいのであれば、認定心理士だけの資格では物足りないです。「臨床心理士」や「産業カウンセラー」などの資格にステップアップすることも考えておきましょう。

「子育て心理カウンセラー」について

・適切な子育てに関わる資格である

子育て心理カウンセラーは子育て心理カウンセラー協会が関わっている資格となっています。
一定レベル以上の子育てに関する知識を持ち、健全な子育てに関するコーチングや助言ができる能力を証明する資格となっているのです。

ここでいう「子供」ですが、0歳から18歳までを指しています。スクールカウンセラーが関わる子供の年齢ともマッチングしているので、重要視され始めている資格なのです。

・子育て心理カウンセラーを取得するためにはどうしたら良いのか?

試験に合格しなければなりません。
試験をうけるためには、子育て心理カウンセラーの養成講座をまずは受講しなければなりません。講座を修了したら受験できるようになるわけです。
ちなみに受験資格には年齢もあり、18歳以上であることが必須となっています。

試験は100問の記述式となっており、試験時間は1時間30分です。70点以上取れれば合格となります。
資格試験はそれほど難しいわけではありません。ノートやテキストを見ながら受けられるのです。授業の内容をある程度把握していれば合格できるでしょう。

・子育て心理カウンセラーが活躍する職場とは?

自治体の子供に関する施設で働くような機会もあります。他にも保育園や幼稚園、そして小学校や中学校、そして高校で働くような方にもおすすめの資格となっているのです。実際に、学校の先生が取得しているケースも珍しくありません。

スクールカウンセラーとして働く場合には、親御さんの対応をすることもあります。そう言った時に子育て心理カウンセラーの資格を持っていれば、適切なアドバイスが出来るようになりますよ。

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