東京都のスクールカウンセラー募集要項について

スクールカウンセラーとして働きたいと思っている方の多くが、東京での仕事を考えているのではありませんか。実際に東京ではスクールカウンセラーの募集に力を入れているのです。しかも他の地域よりも給与が高く設定されているということもあり、人気となっています。

東京のスクールカウンセラーの募集要項については、すでに平成30年度(2018年)の募集案内が出ているので、そちらを元にして詳しく記載していきます。

東京の学校でスクールカウンセラーとしてバリバリ働きたい、と考えている方は必見です。

東京のスクールカウンセラーの応募資格について

大前提として設定されているのが、スクールカウンセラーの役割を理解している、ということです。生徒の不登校やいじめに対して、しっかりとした役割を果たしていかなければなりません。
さらにスクールカウンセラーとしての職務を遂行する熱意があることも大事です。そのあたりに関しては選考のときに実施される面接で確かめられることになるので、熱意をしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

上記のことを理解した上で、以下のいずれかの要件を満たしていることが求められます。

1.平成29年7月1日現在、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の認定に係る臨床心理士の資格を持っている方であり、平成30年4月1日現在で臨床心理士資格登録証明書の交付日以降、1年以上が経過するしていること
2.精神科医であること
3.児童・生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識と経験があり、学校教育法第1
条に規定する大学及び同法第97条に規定する大学院における心理学系の学部長、教授、准教授、講師(常時勤務をする者に限る)若しくは助教の職にある者又はそれらの職にあった者であること

※「http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/pickup/p_gakko/30sc/youkou.pdf」より抜粋しました。

要は、「臨床心理士の資格を持っており、資格y保有期間が勤務日までにその期間が1年以上であるケース」「精神科医であるケース」「児童生徒の臨床心理の知識と経験を持ち所定大学院の心理学系の職にあったケース(あるケース)」のいずれかに該当すればよいのです。

東京都の応募資格に関しては他の地域よりも条件が少ない状態になっています。ほかに地域であれば、医師であり臨床心理的にある程度の理解があれば応募できるケースもあるのですが、東京では精神科医以外に関しては特に応募条件に加えられていません。

東京に関しては、東京だけではなく周辺地域からも希望者がきやすいという特徴があるので、間口に関してはかなり狭くしている印象です。

・採用人員数

平成30年度に関しては、1,100人を予定しています。
東京は学校も多く、多くのスクールカウンセラーを必要としていることがよく分かる採用人数です。他の地域と比べて格段に多くなっています。

東京のスクールカウンセラーの応募について

・志願調書を提出する

応募者全員が志願調書を提出しなければなりません。
志願長所に関しては二つのタイプが用意されています。

・新規応募者用・・・東京の公立学校のスクールカウンセラーとして働いた経験がない方
・継続者用・・・平成29年7月1日現在、東京都公立学校スクールカウンセラーとして働いている方

自分の該当する方を選択してください。

志願調書に関しては、WORD形式とPDF形式で用意されています。どちらでもかまわないので、好きな方を選択して必要事項に記入をして提出してください。

【志願調書送付先情報】

・住所・・・163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
都庁第一本庁舎38階
東京都教育庁指導部指導企画課
東京都公立学校スクールカウンセラー選考担当者 宛て
・電話番号(直通)・・・03-5320-6888<対応時間:平日の9時から17時まで>

・返信用封筒を用意する

返信用封筒に関しても自分で用意しなければなりません。
サイズに関しては「長3サイズ」となっています。

返信洋風用には、表面に志願者の住所と氏名を記入し、さらに82円分お切手を貼付しなければなりません。仮に返信用封筒が入っていなかったり切符が貼付されていなかったりした場合は、受験票を返送してもらえません。

・その他の必要になってくる書類について

資格を証明する書類が必須となります。どの資格を持っているかによっても書類は異なってくるので注意してください。

【応募資格の「1」に(臨床心理士保有者)該当するケース】

・公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会臨床心理士資格登録証明書の写し

※写しの大きさは原寸大にしてください。

【応募資格の「2」(精神科医)に該当するケース】

・医師免許証の写し

※「写し」の大きさはA4判としてください。

【応募資格の「3」(臨床心理の知識と経験を有し所定の学校の勤務経験あり)に該当するケース】

・勤務校の在職証明書(証明書発行日が平成29年4月1日以降のもの)

※すでに離職している方は、最終在職大学などを勤務校とします。

・書類の提出について

上記の書類を提出することになります。
東京では、優位層のみの受付となっています。直接持参しての志願調書の受付は実施していません。

対応期間が決まっており、平成30年度の応募に関しては平成29年8月31日の当日消印まで有効となっています。

東京のスクールカウンセラーの選考について

・受験票の送付あり

応募をしたら受験票が所定の期間に送付されることになります。
毎年10月前後に発送されるので、受験票が届くのを待ちましょう。

ただし、選考日が近づいてきているのに受験票の到着が確認できない場合には連絡を実施してください。落ち度がない場合には、受験票の再発行などの対応をしてくれるケースもあります。

・選考について

選考は、

・書類審査
・面接

上記の2つがメインとなっています。
ただしすでに東京都の公立校スクールカウンセラーとして勤務している方は、勤務評価による選考も加えられます。問題なく働いており、学校からの評判も良いという場合には採用される可能性が極めて高くなるわけです。

面接に関しては、東京の場合は1日で実施されます。平成30年度の採用選考に関しては、平成29年の10月29日飲みに実施される予定となっているのです。

・選考結果の発表について

平成30年の1月12日に本人あてに発送されることになります。
ホームページなどでの発表はないので、地域によって選考結果を知る時期に違いが出てくることもあります。

電話にて合否の照会はできません。

合格後はどうなるのか?

・任用予定者の名簿に搭載される

選考基準に達し合格した場合には、東京都公立学校のスクールカウンセラー任用予定者の名簿に搭載されることになります。
登載期間は1年間となっています。要はスクールカウンセラーの人気は1年間となっているのです(更新可能)。

・配置校が決定される

任用予定者の中から、東京都の教育委員会が配置校を決定していきます。
経験や勤務可能な地域、勤務時間などを考慮して決定することになります。

・任用予定者名簿登載からの削除されることもある

任用予定者名簿の登載から場合によっては削除されてしまうこともあります。幾つかの事例が公表されているので、以下に記載します。

・正当な理由もないのに、決定した配置校を辞退してしまったケース
・登載後に応募資格を満たしていないことが発覚したケース
・心身の故障などにより、スクールカウンセラーとしての勤めが果たせなくなったと判断できるケース

・不合格者もスクールカウンセラーとして採用される可能性あり

スクールカウンセラーの採用数は決まっており、応募者の全員が採用されるわけではありません。不合格者が出てしまいます。
しかし不合格者の中で成績上位者に関しては補充任用候補者として名簿に搭載されることがあるのです、

補充任用候補者として名簿に登載されると、年度内に欠員が生じた場合には任用されるけーすもあります。ただし必ず任用されるわけではありません。

※補充任用候補者への登載に関しても、任用予定者名簿からの削除と同様に一定の条件で削除されてしまう恐れがあります。

東京のスクールカウンセラーの勤務に関する情報について

・勤務時間とは

・1日あたりの勤務時間・・・7時間45分
・1校あたりの勤務回数・・・年間38回(原則1校あたり週に1回の勤務)

東京のスクールカウンセラーに関しては、1回あたりの勤務時間が比較的長めに設定されています。ほかに地域であれば、6時間弱というところもあるのですが、東京の場合は8時間弱に設定されているのです。

勤務時間の長さについてはそれほど気にする必要がありません。勤務時間が短く設定されていたとしても、実はスクールカウンセラーの仕事は残業が非常に多いことで知られているからです。6時間弱に設定されていたとしても、1時間や2時間の残業があるのは当たり前なのです。

・報酬とは

※平成29年ベースのもの

・1日あたりの報酬・・・44,000円
・時給換算(7時間45分で計算)・・・約5,700円
・経験者加算はなし
・交通費支給あり

1日あたりの44,000円というのは、他のスクールカウンセラーの報酬に比べて極めて高い設定となっています。時給換算にしても約5,700円というのは極めて高い設定となっているわけです。
他の地域は、高くても時給換算で5,000円程度になっているところが多めです。

【報酬シミュレーション~1校勤務のケース~】

・日給・・・44,000円
・週給・・・日給44,000円×週1回の勤務=44,000円
・年収・・・日給44,000円×38回=167万2,000円

【報酬シミュレーション~3校勤務のケース~】

・日給・・・44,000円
・週給・・・日給44,000円×3日=13万2,000円
・年収・・・日給44,000円×114回(38回×3校)=501万6,000円

東京の場合は日給が高く設定されているので、3校勤務ともなると、かなりの報酬になることがわかります。ただし3校を任せられる、ということは極めてまれになっており、基本的に1校から2校の対応となります。
年収は100万円台から300万円台に設定されることがほとんどなのです。

もちろん非常勤なので他に職を持っていたとしても問題はありません。

・業務内容とは

1.児童及び生徒に対するカウンセリング業務
2.カウンセリングに関する教職員や保護者に対する助言や援助に関する業務
3.児童や生徒のカウンセリングに関する情報収集の業務
4.児童や生徒のカウンセリングに関する配置校の校長及び配置校を所管する教育委員会が必要と認める業務

基本的にはカウンセリングに関する業務を実施します。生徒の状況をカウンセリングにて把握し、その情報を学校側などと共有していくわけです。
結果として、児童や生徒の不登校やいじめというものをなくしていくことを求められています。

また教師のサポートにまわることもあります。教師に対するカウンセリングも実施し、今後の対応策などを決めるようなこともあるわけです。

・勤務校について

・都内(島しょ地域を含む)公立の小・中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校
・勤務校は一人のカウンセラーに付き、原則3校以内とする

東京都公立学校スクールカウンセラーとして任用されてない人に関しては、原則1校の勤務となります。複数校の勤務については、経験者でなければならない、と決められているのです。

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